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幼い頃に母親を亡くした13歳の少女がイマジナリーフレンドと冒険を繰り広げる『ブルー きみは大丈夫』がいよいよ劇場公開!

2024年6月11日

©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 

子供にしか見えない不思議な存在であるブルーを助ける少女の冒険を描く『ブルー きみは大丈夫』が6月14日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ブルー きみは大丈夫』は、子どもにしか見えない不思議な存在と孤独な少女の交流を描いたファンタジードラマ。母親を亡くし心に深い傷を抱える少女ビーは、謎の大きなもふもふの生き物ブルーに出会う。ブルーと彼の仲間たちは、かつて想像力豊かな子どもによって生み出された“空想の友だち”だったが、子どもが大人になって彼らを忘れるとその存在が消滅する運命にあった。もうすぐ消えてしまうというブルーを救うため、大人だけどブルーのことが見える隣人の助けを借りながら、ブルーの新たなパートナーを見つけるべく奔走するビーだったが…

 

本作では、『フリー・ガイ』『デッドプール』のライアン・レイノルズと『クワイエット・プレイス』のジョン・クラシンスキー監督がタッグを組み、テレビドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのケイリー・フレミングが少女ビー、レイノルズがビーを助ける隣人を演じ、スティーブ・カレルがブルーの声を担当。さらにマット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェル、ブラッドリー・クーパー、ジョージ・クルーニーら豪華キャストが声の出演。日本語吹き替え版ではアイドルグループKis-My-Ft2の宮田俊哉さんがブルーの声、『そして、バトンは渡された』の稲垣来泉さんがビーの声をそれぞれ担当する。

 

©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 

映画『ブルー きみは大丈夫』は、6月14日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんばやなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・神戸のOSシネマズミント神戸等で公開。

子どもにしか見えない不思議な存在、イマジナリーフレンドがチャーミングが本作。母親を亡くし心に深い傷を抱える少女ビーを助けるべく、ブルーが現れた。周囲にいる大人には見えないけど、ビーには、時には大胆なことをしたり、時には寄り添うように存在してくれていたり、おっかなびっくりな存在だけど、次第に愛おしいものになっていくのが微笑ましい。出来ることなら、いつまでも傍にいてほしい存在かもしれないけれど、ビーは大人へと成長しなければならないのが、この世界の在り方。つまり、いつかはビーの前から消えてしまうブルーのために出来るのは、次なる新たなパートナーを見つけること。気づけば、壮大な世界に飛び込んでいて、観る者としては作品の世界に没入できることがたまらない。本作を手掛けたのがジョン・クラシンスキーだと聞くと、近年では『クワイエット・プレイス』シリーズが思い浮かんでしまうが、元々はヒューマンドラマを中心に携わってきた方である。本作のきっかけは、コロナ禍に監督自身の子供達と過ごす中での変化を目の当たりにしたことのようだ。そこから本作のようなあたたかい物語が出来上がったことが喜ばしい限り。幅広い世代の方が受け取ってくれる作品になることを願ってやまない。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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