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女の子が綺麗に撮られ、SMの世界を覗けるエンタメな映画…!『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』百合沙さんを迎え舞台挨拶開催!

2018年10月20日

“奴隷“として“ご主人様“に調教される人妻の姿を官能的かつスリリングに描き出す『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』が10月20日(土)から大阪・十三の第七藝術劇場でも公開。公開初日には、百合沙さんを迎えて舞台挨拶が開催された。

 

映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』は、サタミシュウの小説を原作に、官能映画『私の奴隷になりなさい』の続編となるシリーズ第2作。清楚で保守的だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃に出会った目黒は、婚約者のいる身でありながら、明乃との逢瀬にのめり込んでいく。ある日、明乃の夫の瀬尾が目黒の前に現れ、不倫をばらされて社会的な立場を失いたくなくければ、明乃との関係を続け、明乃を調教するよう脅される。目黒は理解に苦しみながらも、瀬尾に言われるままに明乃を調教していくのだが……

 

上映前に、百合沙さんが登壇。「偶然大阪に居たので、遊びに来させてもらいました」と挨拶を行いながら、舞台挨拶を始めていった。

 

本作のオーディションを受けるまで前作を観ていなかった百合沙さんは、今回を契機に鑑賞し「壇蜜さんが凄過ぎた」と圧倒され「これを私が出来るのかな」と不安になってしまう。脚本が出来ていない段階のオーディションで「剃毛は出来ない」と伝えながらも、出演が決定。撮影は今年の2月に行われ、第2章と第3章をまとめて1ヶ月未満で撮り終えた。作品を最初に試写の機会で鑑賞し「ヒロインの行平さんに圧倒された」と話す。また、池袋シネマ・ロサでお客さんの中に混じり、映画館の空気を感じながら鑑賞し「皆が真剣に観てくれて嬉しかったです」と、ひと安心。濡れ場の撮影に初挑戦したが「城定監督は、濡れ場の撮影に慣れており、撮るのが早い。無駄なカットは一切撮らないので、出演者に負担がかからない。何度も同じ演技をする必要がないので、集中して良いところだけが撮れる」と城定監督を絶賛。撮影現場では、城定監督自ら出演者に実演指導を行っており「その姿が可愛いんです。行平さんはその光景をいつも楽しみにしており、毎回大爆笑していた」と和やかな雰囲気を伝えた。

 

共演の毎熊克哉さんとは、数年前に木更津で会ったことがあり、その後、映画『全員死刑』で一瞬だけ共演している。当時のことを毎熊さんは覚えており、百合沙さんは感激。今作の撮影現場に入った時、毎熊さんと行平さんは様々なシーンを撮り終え、既に仲良しの状態になっており、2人の間に入りにくかった。婚約者役だったが、撮影前に何も打ち合わせしていないため「一緒に住んでいる設定なので、顔を見慣れておきたい。私は遠くから毎熊さんの顔を見ていた」と打ち明ける。共演シーンを撮るために1日を過ごし「毎熊さんとの濡れ場は、何をされても大丈夫だな」と実感。クランクアップした際に「私、毎熊さんに心を許したのはあの日だったんですよね」と伝えると「遅っ!」と応えられた。「顔合わせの後にあった呑み会で、百合沙さんなら大丈夫だ、と思った」と言われながらも、撮影後に仲良くなり「普段はとてもお茶目。よく喋ります。意外と面白い人です」と告白する。

 

SM等のアブノーマルな世界が繰り広げられている本作だが、百合沙さんは「行平さんと毎熊さんが凄過ぎた」と圧倒された。だが「意外と身近にある世界じゃないかな」と感じている。「吸い寄せられる出来事があり、誘う人がいる。それが恋愛関係となり結婚するか、ご主人様と奴隷となるかはわからない。意外と身近にあること」だと話す。その結果として「自分の見た目が美しくなったり、運気が良くなったりする。人間関係はそんな風にして出来ている。今回はそれがSMだったり、ご主人様と奴隷の関係だったりする」と表現し、普通の恋愛と大差ないと解説。池袋シネマ・ロサでの公開時には、女性のお客様も多く「これも時代の現れなのかな。こういった作品も劇場で女性が観られるようになった」と嬉しく感じた。劇場で鑑賞し「城定さんがアブノーマルな世界をエンターテインメントとして成立させ、様々な人に観てもらおうという意図が感じられる。女の子も含め映画を綺麗に撮っている。エンターテインメントとしてSMの世界を覗くための良い作品」だと感じ、女性からの感想を期待している。

 

映画『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください』『私の奴隷になりなさい 第3章 お前次第』は、10月20日(土)より、大阪・十三の第七藝術劇場で公開(第2章は、20日(土)・23日(火)・25日(木)に上映)。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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