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中国最新映画16本一挙上映!「2023 大阪・中国映画週間」豪華メンバーが集結し開幕式開催!

2023年10月26日

2023年は中日平和友好条約締結45周年。素晴らしい一年を祝い、中日映画交流をより一層盛り上げるべく、昨年に続いて「2023 大阪・中国映画週間」が開催。初日の10月26日(木)には、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田で開幕式が催された。

 

まず映画祭のプロモーションVTRが映し出された後、中国と日本の少年少女達による演舞『長安三万里』がスタート。動くとふんわりと揺らめく伝統衣装に身を包んだ子供達が、可愛らしい舞を見せてくれた。続いて、司会進行を務める中華人民共和国駐大阪総領事館の周煉(シュウ・レン)氏から今年も『中国映画週間』が開催されること、10月26日(木)から11月1日(水)までの間でTOHOシネマズ梅田にて全16作品が上映されることが伝えられる。

 

開会挨拶では、中華人民共和国駐大阪総領事 薛剣(セツ・ケン)氏は、開幕に立ち会えることの喜びを伝え、関係各位に感謝のコメント。この一年、中国映画は大ヒット作が連発し、素晴らしい作品が数多く誕生したことを明かし、今回の映画週間で上映される16本について「バラエティ豊かなテーマで、内容も素晴らしい傑作揃いである」とアピール。オープニング上映作品『封神〜嵐のキングダム〜』については、今年の大ヒット作であり、日本の人気コミックを映画化した中日合作の『キングダム』も同じく中国春秋戦国時代の歴史的題材を扱っている、という共通点があることを伝え「共通の“英雄感”が中日映画・ドラマでの交流において特別な優位性になっている」と話した。そして、今年が中日平和友好条約締結45周年であることに言及。「新時代の中日関係の素晴らしい未来を切り開き、平和友好、共同発展の新たな楽章を奏でていくことを願っている」と挨拶した。

 

中国国家映画局 副局長 陸亮(ルー・リャン)氏は開催の祝辞と関係者に感謝を述べ、日本の映画文化に長年の伝統と独特の魅力があること、中日両国の映画における学び合いや協力が途切れることなく続いてきたことを話す。また、『SLAM DUNK』や『天空の城ラピュタ』、『空海 KUKAI 美しき王妃の謎』、『白蛇:縁起』、『雄獅少年/ライオン少年』等を例に挙げ「両国の文化交流において映画がかけがえのない役割を果たしてきた」と明言。そして、今回の映画週間では劇、戯曲、アニメ、ドキュメンタリーなど異なるタイプの中国映画を厳選して上映するので「それぞれ題材が異なり、優れた多彩なストーリーで観客からも高く評価されている」と話す。さらに「大阪の観客に中国の作品を楽しみながら、より中国を分かってもらいたい」と訴え「これからも『中国映画週間』をプラットフォームに友好交流、素晴らしい未来を創造していけることを楽しみにしている」と伝えた。

 

大阪府 府民文化部 国際交流監 一坂浩史氏は、祝辞のあと、大阪開催が2回目であることにふれ、今週開催された第36回東京国際映画祭で特別功労賞を授与された張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『満江紅(マンジャンホン)』が上映予定であることも発表。さらに他にも最新作や話題作などが数多く上映されることにふれ「映画を通して中国と大阪の相互理解が一層深まることを願っている」とアピール。そして、今年は日中平和条約締結45周年であり、大阪市は上海市、江蘇省と経済、文化、観光など幅広い分野で相互理解と友好を深めてきたことに言及。2025年に開催される大阪・関西万博で中国からも多くの人に来てもらい、未来に繋がる素晴らしい万博を実現するための協力を願った。

 

ここからは、ゲストの紹介へ。映画『昆劇映画 邯鄲記(邯鄲記)』より監督の騰俊傑(テン・ジュンジエ)氏、総合プロデューサーの谷好好(グー・ハオハオ) 氏、主演を務めた計鎮華(ジー・チェンホワ)氏、そしてヒロインの梁谷音(リャン・グーイン)氏、映画『マニフェスト(望道)』より監督の侯咏(ホウ・ヨン)氏、映画『白さんは取り込み中(愛情神話)』より主演の徐崢(シュー・ジェン)氏、映画『封神〜嵐のキングダム〜(封神第一部)』より監督の烏爾善(ウー・アールシャン)氏、主演の費翔(クリス・フィリップス)氏、エグゼクティブ・プロデューサーの黄群飛(ホァン・チュンフェイ)氏、プロデューサーの羅珊珊(ルオ・サンサン)氏、映画『長安三萬里〜思い出の李白〜(長安三万里)』のエグゼクティブ・プロデューサーの于洲(ユィ・チョウ)氏、映画『大いなる愛:敦煌(吾愛敦煌)』よりプロデューサーの周庭月(チョウ・ティンユェ)氏が登壇。ずらりと並んだゲストの面々に、子どもたちからブーケ贈呈を実施し、会場が和やかな雰囲気に包まれていく。さらにゲストに加え、薛氏、陸氏、一坂氏、NPO法人日中映画祭実行委員会 副理事長 渡辺満子氏も参加してのフォトセッションも行われた。

 

2023 大阪・中国映画週間」は10月26日(金)から11月1日(水)にかけて、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田のSCREENN8にて開催される。
『封神~嵐のキングダム~』☆オープニング映画☆
『満江紅』
『熱烈』
『ロスト・イン・ザ・スターズ』
『マニフェスト』
『中国卓球~窮地からの反撃~』
『ネバーギブアップ』
『白さんは取り込み中』
『大いなる愛:敦煌』
『夏が来て、冬が往く』
『長安三萬里~思い出の李白~』
『幸せなママと娘1 使命に燃えるハニー』
『愛してる』
『粤劇映画 睿親王と荘妃』
『昆劇映画 邯鄲記』
『再開長江』

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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