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戦国史上最大の海上決戦である閑山島海戦を描いた歴史スペクタクル『ハンサン —龍の出現—』がいよいよ劇場公開!

2023年3月9日

©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

 

豊臣秀吉の朝鮮出兵から国を守る、武将と水軍の活躍を描く『ハンサン —龍の出現—』が3月17日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ハンサン —龍の出現—』は、豊臣秀吉が朝鮮に侵攻した「文禄・慶長の役」において、日本と朝鮮の両軍の運命を変える分岐点となった「閑山島海戦」を韓国で映画化した歴史大作。天下統一を果たした豊臣秀吉は次の狙いを明国に定め、その足がかりとして朝鮮半島に出兵する。秀吉の下で「賤ヶ岳の七本槍」の1人として名を馳せた勇猛果敢な武将である脇坂安治率いる大軍を迎え撃つのは、朝鮮水軍の冷静沈着な将軍イ・スンシン。武将たちは自軍内の政治的駆け引きに翻弄されながらも、決戦の時を迎える。

 

本作は、『別れる決心』のパク・ヘイルがイ・スンシン、『太陽は動かない』のピョン・ヨハンが脇坂安治を演じ、2022年の第43回青龍映画賞および第58回大鍾賞映画祭でピョン・ヨハンが助演男優賞を受賞。『神弓 KAMIYUMI』のキム・ハンミンが監督を務めた。

 

©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画『ハンサン —龍の出現—』は、3月17日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋や枚方のユナイテッド・シネマ枚方、神戸・岩屋の109シネマズHAT神戸ので公開。

歴史学上、豊臣秀吉が朝鮮に侵攻した理由や目的は諸説云われている。本作では、織田信長の支那征服構想を継ごうとした秀吉が明を制圧するための第一歩として朝鮮に侵攻した説を基にして描かれていく。今作で中心に描かれていく「閑山島海戦」は、1592年に始まった文禄の役における海戦の一つであり、閑山島と巨済島の間の海峡で単独出撃をした脇坂安治率いる1500人の水軍を、李舜臣(イ・スンシン)率いる朝鮮水軍が誘引迎撃戦術により撃破した海戦。それまでは大規模な抵抗戦をせずに見る見るうちに日本に侵攻されていたが、李舜臣は、秘策を発動するまで慎重な態勢を保持し続けていた。もしや隠していたものを最後まで使わないか、と思わせるようなストーリー展開に観る者はうずうずしてしまうが、最終的に見せられたものは、最強たる龍のような生き物にすら思えてしまう。まさに大迫力の海戦を見事に見せつけられてしまった。韓国では、秀吉の水陸並進作戦を挫折させ、日本側の補給路を寸断したと云われており、韓国で大ヒットしたことも納得してしまう。朝鮮侵攻には他にも大きな戦いが、まだまだ関連作品は製作されていきそうだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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