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2人で生きてきた親子の愛と記憶と忘れられない事件をめぐる物語を描く『百花』がいよいよ劇場公開!

2022年9月6日

(C)2022「」製作委員会

 

認知症を患い記憶を失っていく母親と、そんな母を介護する中で、封印していた記憶と向かい合う息子の姿を描きだす『百花』が9月9日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『百花』…

レコード会社に勤める青年・葛西泉と、ピアノ教室を営む母・百合子。過去に百合子が起こしたある事件により、親子の間には埋まらない溝があった。ある日、百合子が認知症を発症する。記憶が失われていくスピードは徐々に加速し、泉の妻・香織の名前さえも分からなくなってしまう。それでも泉は、これまでの親子の時間を取り戻すかのように献身的に母を支え続ける。そんなある日、泉は百合子の部屋で1冊のノートを発見する。そこには、泉が決して忘れることのできない事件の真相がつづられていた。

 

本作は、菅田将暉さんと原田美枝子さんが親子役で主演を務めたヒューマンドラマ。プロデューサー、脚本家、小説家として数々の作品を手がけてきた川村元気さんが2019年に発表した小説を、自ら長編初メガホンをとって映画化した。出産を控える泉の妻を長澤まさみさん、事件と深い関わりを持つ男を永瀬正敏さんが演じる。た

 

(C)2022「」製作委員会

 

映画『百花』は、9月9日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

これまで数々の作品のプロデューサーを務め、小説を執筆し映画化もしてきた川村元気さん。実は、短編映画の監督もしており、自身が執筆した小説について、いよいよ長編映画監督として携わる。本作では、川村さんが、徐々に記憶を失っていく祖母と向き合いながら、気づかされたことを基にして生まれた小説「百花」を映画化した。しかも初長編作品とは思えないほどにトリッキーな構成に仕上げている。現在と過去を頻繁に行き来しながらも、シームレスな映像として見せていく。ふとしたことをトリガーにして過去と現在を行き来しながら、細部の機微な変化に注目しながら映し出される光景は、主人公の葛西泉と母親の百合子の記憶を観ているようにも感じる。そして、物語のキーとなる「半分の花火」。こんな半分の花火があるのかぁ、と思えば、これも半分の花火だなぁ、と気づかされた。すると、自身の母親との出来事を自然と思い出してしまうかもしれない。自分の親が老いていくことは必然であるが、良かれ悪かれど、記憶や記録を忘れずに残しておきたい、と思える一作であった。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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