宇宙へ行くことを夢見て日々訓練に励みミッションクルーに選ばれた宇宙飛行士の母と娘の絆描く『約束の宇宙』がいよいよ劇場公開！
（C）Carole BETHUEL （C）DHARAMSALA & DARIUS FILMS
宇宙へ飛び立つシングルマザーが、離れ離れになってしまう娘との約束を果たそうと奮闘する様を描く『約束の宇宙（そら）』が４月１６日（金）より全国の劇場で公開される。
映画『約束の宇宙（そら）』は、シングルマザーの宇宙飛行士と幼い娘の愛と絆を描いたドラマ。欧州宇宙機関（ＥＳＡ）で日々訓練に励むフランス人宇宙飛行士サラ。物理学者の夫と離婚し７歳の娘ステラと２人で暮らす彼女は、「Proxima（プロキシマ）」と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。長年の夢が実現し喜ぶサラだったが、宇宙へ旅立てば娘と約1年もの間、離れ離れになってしまう。過酷な訓練の合間に、サラはステラと「打ち上げ前に一緒にロケットを見る」という約束を交わすが…
本作は、『007 カジノ・ロワイヤル』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のエバ・グリーンが主演を務め、共演に『クラッシュ』のマット・ディロン、『ありがとう、トニ・エルドマン』のサンドラ・フラー。『博士と私の危険な関係』のアリス・ウィンクールが監督・脚本を手がけ、坂本龍一が音楽を担当している。
（C）Carole BETHUEL （C）DHARAMSALA & DARIUS FILMS
映画『約束の宇宙（そら）』は、４月１６日（金）より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、難波のＴＯＨＯシネマズなんば、京都・二条のＴＯＨＯシネマズ二条、兵庫・西宮のＴＯＨＯシネマズ西宮ＯＳをはじめ全国の劇場で公開。
自身の夢と子育てを両立するのは、並大抵のことではなく、どんな数式を解く事よりも難しい…ふと振り返ってみると、男女問わず、星の数ほどにある、この究極の二択。本作では、主人公が”母親”で、夢が”宇宙飛行士”であった。
過酷な宇宙と言う環境化に適応する為の訓練を過ごす母。いつもとなりに居る”母の居ない生活”と云う子どもにとっての別世界へと踏み出そうとする娘。母と娘、二人の挑戦する、それぞれの”宇宙”に迫る様々な試練や逆境。ロケット発射の１０カウントの様に刻々と過ぎ去っていく日々に観ているコチラにまで緊張感が重くのしかかる……タイトルを見れば思い描くのは地球の外だが、本作はもっと身近な宇宙の話。日々の暮らしにおいて、子どもと過ごす中で長らく忘れていた自分の夢の続きをまた少し見てみたくなった。劇伴を坂本龍一氏による揺るぎない音楽が盛り上げていく。二人の宇宙への挑戦を是非劇場で、見届けて欲しい。
from関西キネマ倶楽部
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- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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