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日本人作家が独学で7年掛けて制作した驚異のSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』がいよいよ劇場公開!

2021年3月22日

(C)2021 MAGNET/YAMIKEN

 

環境破壊によって汚染された地球を舞台に、自我を持った人工生命体と絶滅の危機に瀕した人類の歩みを描くストップモーションアニメ『JUNK HEAD』が3月26日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『JUNK HEAD』は、環境汚染やウイルス感染により滅亡へ向かう世界を舞台に人類存続を懸けた冒険を描く。環境破壊が進み、地上はもはや人間が住めないほど汚染された。人類は地下開発のための労働力として人工生命体マリガンを創造するが、自我に目覚めたマリガンが反乱を起こし地下を乗っ取ってしまう。1600年後。遺伝子操作で永遠に近い命を手に入れた人類は、その代償として生殖能力を失った。絶滅の危機に陥った人類は、地下で独自に進化を遂げたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に名乗りをあげたダンス講師のバートンは、調査中に死と隣り合わせになったことで命を実感し、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。

 

本作は、孤高のクリエイターである堀貴秀さんが独学で7年の歳月をかけて制作し、カナダのモントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的に高く評価されたSFストップモーションアニメ。原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果のすべてを堀監督が1人で担当し、総ショット数約14万コマという膨大な作業を経て完成させた。

 

(C)2021 MAGNET/YAMIKEN

 

映画『JUNK HEAD』は、3月26日(金)より大阪・心斎橋のシアタス心斎橋、京都・烏丸御池のアップリンク京都、神戸・三宮の神戸国際松竹、3月27日(土)より大阪・十三の第七藝術劇場で公開。

 

近年のストップモーションアニメといえば、アメリカのスタジオライカが有名になったが、まさか日本で独学で外国作品に勝るとも劣らない作品が出てくるとは、畏れ入った。制作に7年掛けて、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果までの全てを手掛けるなんて、正気の沙汰でしかない。内装業が本職である堀貴秀監督が、全て手作りのフィギュアを動かしながら撮影し、14万コマに及びショットをつなぎ合わせる。尋常じゃない根気によってこそ成し遂げた作品だと感じた。

 

ストーリーは、壮大な世界観をベースにしたディストピアSFである。舞台は人類が自ら作り出した人工生命体によって滅ぼされようとしている世界。改めてマリガンと呼ばれる人工生命体の調査に挑んだ主人公の話ではあるが、勿論上手くいかない。奇想天外な怪物だらけである。人類存続のカギとなるものが本当に見つけられるのか。現在の状況を10年以上前から予想していたかと思えてしまう。人類があちら側の世界に誤って入ってしまったことで起こり得たかもしれない世界が今作に描かれている。世界各国のジャンル映画祭を賑わせた脅威の本作をとくとご覧あれ!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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