4人の高校生の恋模様をみずみずしく描く青春ラブストーリー！アニメ版『思い、思われ、ふり、ふられ』がいよいよ劇場公開！

2020年9月14日

（C）2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会（C）坂伊緒/集英社

同じマンションに住み、同じ高校に通う4人の高校生の男女のすれ違う思いを、ドラマチックに描き出すアニメ『思い、思われ、ふり、ふられ』が、９月１８日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で人気の漫画家である咲坂伊緒さんによる青春恋愛コミックをアニメーション映画化。偶然出会ったタイプの全く違う朱里と由奈。朱里の義理の弟の理央と由奈の幼なじみの和臣。４人は同じマンションに住み、同じ学校に通う高校１年生だ。由奈は理央に憧れ、理央は朱里に言えない思いを抱き、朱里は秘密を抱え、和臣はある秘密を目撃してしまう。それぞれの思いが複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどにすれ違っていき…

本作の監督はテレビアニメ『舟を編む』を手がけた黒柳トシマサさん。脚本に『ヒロイン失格』の吉田恵里香さん。アニメーション制作はA-1 Picturesが担当。声の出演は潘めぐみさん、島崎信長さん、斉藤壮馬さんという人気声優陣と、新人の鈴木毬花さん。実写映画版『思い、思われ、ふり、ふられ』キャストの浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さん、赤楚衛二さんも文化祭に来ている男女生徒役などで声優としてカメオ出演している。

（C）2020 アニメ映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会（C）坂伊緒/集英社

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、９月１８日（金）より全国の劇場で公開。

実写版に引き続き、アニメ版が公開されるということは、観比べて楽しむことが可能！今回、両作品を観て、実写版とアニメ版では得意な表現が異なる印象を受けた。アニメ版では、アニメーションだからこそできる美しい情景描写の数々に目を奪われてしまう。恋愛によって自分の世界が解放される瞬間の煌びやかな演出や、理想と現実のギャップを表現するかのような雨の日の水溜りを使った曇り空と晴れた空の反転の演出はアニメーションだからこそできる芸当である。そして、アニメーション版の楽曲を務めるのはBUMP OF CHICKENの「Gravity」。まさにふりふらワールドにピッタリの楽曲だ。若者の他人を想う気持ちの不器用さや、今ある幸せから遠ざかってしまうような不安を巧く表現しているので、劇場で鑑賞の際は、是非とも歌詞も意識しながら聴いてほしい。

fromねむひら