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83歳の主婦がスコットランドのスイルベン山頂へ挑戦!『イーディ、83歳 はじめての山登り』がいよいよ関西の劇場でも公開!

2020年3月18日

(C)2017 Cape Wrath Films Ltd.

 

30年間、夫の介護に明け暮れた老婦人が自分の夢を叶えるべく、スコットランドのスイルベン山に挑戦する様を描く『イーディ、83歳 はじめての山登り』が3月20日(金)より関西の劇場でも公開される。

 

映画『イーディ、83歳 はじめての山登り』は、夫や子どもに人生を捧げてきた83歳の主婦が、長年の自分の夢をかなえるべくスコットランドの山を目指す姿を描いたヒューマンドラマ。ロンドンで暮らすイーディは30年間にわたって夫の介護を続けてきたが、娘にはその苦労を理解してもらえず、老人施設への入居を勧められている。そんなある日、イーディはフィッシュアンドチップス屋の店員のふとした言葉をきっかけに、かつての夢だったスコットランドのスイルベン山に登ることを決意。夜行列車でスコットランドへ向かった彼女は、偶然知り合った地元の登山用品店の青年ジョニーをトレーナーとして雇い、山頂を目指すための訓練を開始する。誇り高く頑固なイーディはジョニーと衝突を繰り返すが、彼の丁寧な指導のもと多くのことを学び、人に頼ることの大切さに気づいていく。ついに準備を終え、念願のスイルベン山に挑むイーディだったが…

 

本作は、『縞模様のパジャマの少年』のシーラ・ハンコックが主演、『ファンタスティック・』シリーズのケビン・ガスリー、『天使の分け前』のポール・ブラニガンらが共演。『ミュータント・クロニクルズ』のサイモン・ハンターが監督を務めた。

 

(C)2017 Cape Wrath Films Ltd.

 

映画『イーディ、83歳 はじめての山登り』は、3月20日(金)より大阪・梅田のテアトル梅田、3月21日(土)より京都・烏丸の京都シネマ、3月27日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

30年間思い続けた憧憬の地。スコットランドの自然を前に自分を知り、大切なものを取り戻していくイーディの姿は、誰よりも輝いて見える。本作は、一言でいうなら「高齢者の生き方の幅が広がる作品」だ。

 

人間は、年齢に関係なく挑戦できる。学びも同様に年齢は関係ない。今作では、 挑戦した先に見える人生の機微をロケーションや演技演出で見事に表現していた。また、『地球の中で生きている』と感じさせられる雄大な山々を、空撮で更に美しく大きく描くことに成功している。山とイーディによる大小の対比が自然的で、どこかに人生の儚さもあり、美しい一作として仕上がった。

fromねむひら

 

過去に置き忘れたものは、とある山への挑戦だった。誰しも、やり残したことの一つや二つはあるのではないだろうか。83歳のイーディにとっては、山登りだった。

 

本作は、特段に派手な作品ではない。セリフもBGMも、決っして多くあらず。イーディのゆっくりとした足取り、風の音、壮大な風景があるだけ。だが、《山登り》を見事に表現している。彼女が長年かけて胸に押し込めて来た想いを以て、周りの力を借りながらも、着実な一歩を踏んで前に進む。そして、本作を観ている私達がいつしか、彼女と山を登り、気づけば、越えなければならない、自分自身の山が見えてくる。

 

何事に挑戦するのにも、遅過ぎることはない。スコットランドの山々と登山ウェアのコントラストが、とても鮮やかで、印象的だった。イーディの挑戦する、大自然の壮大さをフルに味わって感じて頂く為にも、是非、スクリーンで観ていただきたい。

from関西キネマ倶楽部

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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