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人間が最期まで生き抜き、死んでいくことの意味を問う…!『山中静夫氏の尊厳死』がいよいよ関西の劇場でも公開!

2020年3月18日

(C)2019 映画「」製作委員会

 

末期がんで余命3カ月の宣告を受け、ある決意をした患者と、彼を担当することになった医師の命をめぐるやり取りを描く『山中静夫氏の尊厳死』が3月20日(金)より関西の劇場でも公開される。

 

映画『山中静夫氏の尊厳死』は、末期がんを宣告された男と彼を見守る医師を主人公に、人間が死んでいくこと、最後まで生きぬくことの意味を描いたヒューマンドラマ。末期の肺がん患者・山中静夫が自宅のある静岡の病院からの紹介で今井が勤務する信州の病院にやってきた。腰の骨と肝臓にがんが転移した山中に、今井は付き添う家族の負担も考えて静岡の病院での治療をすすめるが、余命を宣告された山中は「生まれ育った信州の山を見ながら楽に死にたい」と今井の病院での治療を希望する。長年呼吸器内科を担当する今井は、あまりにも多くの死んでいく人間を診察し続けたことから、心身ともに疲労し、うつ病になってしまう。今井はうつ病を抱えながらも、自らの死を受け入れる山中の最後の願いをかなえようと医師として立ち向かう。

 

本作は、『ダイヤモンドダスト』『阿弥陀堂だより』等で知られ、現役の医師でもある南木佳士さんの同名小説を、『しあわせになろうね』の村橋明郎監督が映画化。末期がん患者の山中静夫を中村梅雀さん、医師の今井を津田寛治さんが演じる。

 

(C)2019 映画「山中静夫氏の尊厳死」製作委員会

 

映画『山中静夫氏の尊厳死』は、3月20日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と神戸・三宮のシネ・リーブル神戸、3月21日(土)より京都・烏丸の京都シネマで公開。

尊厳死とは、人間が人間としての尊厳を保って死に臨むことを指す。末期がん患者など治癒の見込みのない人々が、クオリティ・オブ・ライフ と尊厳を保ちつつ最期の時を過ごす様子を本作でも描いている。同時に、そんな患者に接し続けてきた医師の変化も丁寧に描いていく。

 

正直に言えば、誰かの最期を看取ることがどれほど怖いことか、と感じたことがある。家族が危篤状態となった時、震えて何も出来なかった。物理手的な距離もあり、最期に立ち会ったことがない。ならば、幾つもの患者の最期を看てきた医師や看護士の精神状態を鑑みると、相当なものだ。うつ病を患っても珍しくない。だからこそ、患者さんが実現したい最後の願いを叶えようとした医師の姿は凛々しく、胸を撃たれざるを得ない。

 

今まで周囲の人の為に生きてきた人が自分の意思を尊重して、多少なりとも我儘に生きていい時期とはいつだろうか。様々な映画において扱われてきた題材である。自分の人生は自分を大切にして生きても良いのではないか。その上で他人の為に生きていくことも出来るだろう。改めて、最期を迎える患者と立ち向かう医師の姿に、人間が生きていくことの尊さを教えられた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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