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30歳のCMディレクターが自由奔放な友人を連れて地元に帰る…『ブルーアワーにぶっ飛ばす』がいよいよ劇場公開!

2019年10月10日

(C)2019「」製作委員会

 

30歳で何者にもなれていない女性の苦悩を描く『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が、10月11日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、東京で日々仕事に明け暮れる30歳のCMディレクターの女性が、病気の祖母を見舞うため大嫌いな地元・茨城に帰郷するさまを描く。30歳でCMディレクターをしている砂田は、東京で日々仕事に明け暮れ、理解ある優しい夫もいて、充実した人生を送っているように見える。しかし最近は、口を開けば毒づいてばかりで、すっかり心が荒んでしまっていた。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、親友の清浦とともに大嫌いな地元の茨城に帰ることになった砂田は、いつものように清浦と他愛ない会話をしながら茨城に向かうが、実は今回の帰省に清浦がついてくるのには、ある理由があった。

 

本作は、若手映像作家の発掘を目的とした「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」で審査員特別賞を受賞した企画の映画化。夏帆さんとシム・ウンギョンさんという日韓の実力派女優が共演した。

 

(C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

 

映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、10月11日(金)より、大阪・梅田のテアトル梅田、難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、10月18日(金)より、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸など全国の劇場で公開。

「こんな女にはなりたくない」

 

口が悪くて偉そうで、仕事命みたいな顔をしているのに不倫をして飲み会で醜態を晒す砂田。友達が多くないし、旦那との仲は良いけど本音で話し合える関係でもない。だけど、砂田にも清浦という友達が1人いる。舌足らずな喋り方とユーモアで構成されている清浦といる時、砂田は心から笑っていた。

 

清浦に連れられて砂田は大嫌いな茨城に帰省する。次第に砂田の内面が少しずつ露わになっていく。東京に出て変わった砂田と変わらない田舎の対比かと思いきや、いつのまにか変われない砂田と変わっていく家族の対比が画面に映っている。

 

東京での暮らし、清浦との関係、家族、どれをとっても「だっせえ」砂田だが、全てぶっ飛ばして車を走らせる砂田の姿はとてもかっこよかった。エンドロールの景色は日常がゆっくりと戻ってきたようで、自分自身の生活を思わず考えてしまう。

fromマツコ

 

実家を出て久しい人たちが見たら精神崩壊の恐れがある。元田舎者の心に刺さり過ぎてしまう…

 

田舎が嫌いだ。こびりつく地面の泥、キンキンと響く母の声、ズケズケと心に入り込もうとする田舎独特の距離感、景色に染み付いて取れない思い出。何もかもうっとおしくて吐きそうになる。自分が嫌いだ。走り方を忘れた足、こびりついた愛想笑い、どこかまだ自分を特別だと信じたくなる甘さ。大人になって身につけた気になっている小賢しさ。だせえ。死ぬほどだせえ。でも私は結局私でしかなくて。生きてくしかないんだよな。

fromナカオカ

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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