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誘拐の手がかりは声と音、電話だけで犯人を追う…!『THE GUILTY/ギルティ』がいよいよ劇場公開!

2019年2月15日

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

 

緊急通報の電話の向こう側から聞こえてくる声と音だけを手がかりにして、誘拐事件の解決を試みる警官の姿を描く『THE GUILTY/ギルティ』が、2月22日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『THE GUILTY/ギルティ』は、電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガー・ホルムは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……

 

監督は、本作が長編映画監督デビュー作となるグスタフ・モーラー。『光のほうへ』で知られるヤコブ・セーダーグレンがアスガー・ホルム、『ザ・レイン』のイェシカ・ディナウエが誘拐される女性イーベンを演じている。

 

 

映画『THE GUILTY/ギルティ』は、2月22日(金)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と難波のなんばパークスシネマ、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸、京都・のT・ジョイ京都をはじめ、全国の劇場で公開。

予告の段階から、これはおもしろいに違いない、と確信。事前に試写室で本作を拝見したが、放たれる音に集中し、事件を解いていく鍵がどこにあるのか想像を巡らせながら、ほぼ前のめり気味にスクリーンを凝視していた。まさかそんな展開になっていくとは…まさに驚愕!

 

改めて、冷静になって本作について考えてみると、音響演出がどれほど技巧的だったかと気づかされれた。作中に流れている音は基本的に電話の向こう側が中心。どのような状況下にいる相手の声が聞こえているのか。また、その周りの音は何を意味しているのか。音に集中すればするほど、スクリーンには映っていない電話の向こう側が見えたような錯覚に陥ってしまう。入念に考えてみると、普段の私達が電話を通して聞いている声や音と同じように思えて実は違っている。おもしろい作品として成立させるために、巧妙な仕掛けが施されていた。だからこそ、観客は、主人公のアスガーと一体になって事件を追いかけられる。

 

なお、本作の上映時間は88分。この90分もない時間の中だけストーリーが展開していく。昨今の作品で多用される回想シーンは一切ない。本作と同じように、電話の会話を中心にストーリーが展開していく『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』があるが、それ以上に本作は予想だにしない展開が…!人間が聴覚から得られる情報は、わずか11%と云われている。その限界を超えた想像力を以てぜひ臨んでみてほしい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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