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”病気でも幸せになれるんだよ”治療を続けながら生きる5人の子供追うドキュメンタリー『子どもが教えてくれたこと』がいよいよ劇場公開!

2018年7月13日

(C)Incognita Films – TF1 Droits Audiovisuels

 

病気を患っている5人の子供達が治療を続けながら毎日を精一杯生きるさまを追った『子どもが教えてくれたこと』が7月14日(土)より劇場公開される。

 

本作は、難病を患った娘を亡くした経験を持ち、その日々をつづった著作「濡れた砂の上の小さな足跡」がフランスで35万部のベストセラーを記録したジャーナリストのアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンさんが監督を務める。

 

映画『子どもが教えてくれたこと』は、病気と闘いながらも今を懸命に生きる子どもたちを描いたドキュメンタリー。腎不全、動脈性肺高血圧症、神経芽腫、表皮水疱症など、それぞれが病気を抱えている5人の子どもたち。彼らは治療を続けながら、毎日を楽しく、精いっぱい生きている。自身も病気で娘を亡くした経験を持つアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督が前向きに生きる子どもたちの姿を映し出す…

 

映画『子どもが教えてくれたこと』は、7月14日(土)より、大阪・梅田のシネ・リーブル梅田と神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。また、7月21日(土)より京都・烏丸の京都シネマでも公開。

 

 

 

 

本作に登場する子供たちは、自分が患っている病気がどういうもので、どういった治療が行われているかを自分の言葉で説明できる。当たり前と言われればそれまでだが、同年代の病気を患っていない子供とは違う気がする。心身ともに成長してより大人に近づいているようだ。我に返って、私自身のその頃を思い出してみると、何も考えておらず、とても幼かったように感じる。だからこそ、この邦題は、監督の身に寄り添った上で的確なタイトルではなかろうか。子どもが病気を患ったことで、翻って大人は大いに学ぶ必要があり、子どもから教わることはいくらでもあるだろう。希望を持って生きようとする子ども達を前にして大人達がどのように生きていくか、そのヒントをいくらでも教えてくれる作品だ。エンディングロールの際には、Dovesの楽曲「There Goes The Fear」が流れる。なんとも明るい未来を予感させてくれる締め括りに拍手を送りたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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