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モリ―の生き様を観てほしい!モリー・ブルームの半生を描く『モリーズ・ゲーム』アンミカさんを迎えトークイベント付き試写会開催!

2018年5月2日

違法なポーカーゲームを仕切っていたことによってFBIに逮捕された女性モリー・ブルームの回想録を基にする伝記映画『モリーズ・ゲーム』が全国で5月11日(金)より公開。5月2日(水)には、FM802による試写会を実施。上映前には、本作の宣伝アンバサダーを務めるアンミカさんを迎えてトークイベントが開催された。

 

映画『モリーズ・ゲーム』は、トップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の怪我でアスリートの道を断念する。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやってくるが、ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者が法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになる。その才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するモリーだったが、10年後、FBIに逮捕されてしまう。モリーを担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知る…

 

上映前に、本作の宣伝アンバサダーを務めるアンミカさんが煌びやかなドレス姿で登壇。モリ―とアンさんの共通項は山あり谷ありの壮絶な人生を経験したセレブリティであることを受け、アンさんは「幼少期は4畳半の部屋を7人家族で過ごした。苦労したが、だからこそ今の幸せがあることは共感できる」と自身の半生に重ねる。5歳で韓国から来日したアンさんは、両親が教会の方だったことから、人並みの経済力を持ったが、その後に家が全焼。高校卒業後は進学よりモデルになりたいと志願。両親から、モデルになるなら家を出ることをお願いされ「お金を得る苦労を知った方がよい。お金が簡単に手に入るような姿を妹や弟に見せたくない」と真意を知り、家を出る。日本で売れていない頃にパリに向かったが箸にも棒にも掛からず「ようやくパリコレに出た時、本番でドタキャンされ泣いて帰った…」と苦労話だけでも長時間になる勢いに。父親がキーワードでもある本作だが「お父さんを尊敬している。両親に『一流モデルになるまで帰ってくるな』と言われた。一流になるならパリコレだと思っていたので、そこで頑張れたら、家族が喜び両親に認めてもらえる」と必死に活動してきた。

 

アンミカさんは20個の資格を持っており「お父さんに『新聞だけは読み、気になる資格を取りなさい』と言われた。社会が何処に向かっているか理解でき、人が喜ぶような役立つ資格を持っているとオーディションで横に並んだ時、知性や輝きが表れる」と真意を語る。いずれモデルが出来なくなった時に「人の役に立つことで自分が喜べるお仕事が出来る。モデル以外の仕事に活きています」と数々の資格は無駄になっていない。また、チャンスが来た時、迷ったらワクワクする方を選ぶようにしており「私の職業は安定していない。安定に執着すると、自分の人生に迷った時に決断を誤る」と意識している。38歳を迎えた頃には、東京での活動にシフトチェンジ。大阪では安定していたが「東京のTV番組に出させて頂き、ワクワクした。誰かの役に立ち、皆が笑顔になる仕事をしよう」と、さらに新しい気持ちで邁進していった。今となっては「貧乏時代が活きている。無駄なものは何もない」と振り返る。

 

本作におけるモリ―のファッションについて、アンさんは「紆余曲折を経て、同じ服を絶対着ない、という志があらわれる。映画では90着の衣装が登場する。スーパーで売っているような服から、志を持って美を鍛え、服に着られない女性に変化していく」とポイントを解説。コーディネートについても「自信のある女性ほど露出が増えていく。生き方に自信があるから、凛としており、いやらしく見えない。ジェシカ・チャステインが媚びていない」と述べる。

 

本作のアーロン・ソーキン監督は『マネーボール』をはじめ数々の作品で脚本を手掛けてきた。なお、『マネーボール』のベネット・ミラー監督は、アンミカさんの義兄にあたる。ベネット・ミラー監督について、アンさんは「彼の映画は熱量の高い実話が多く、こだわりがある。脚本は台詞が多く難しい」と解説。アーロン・ソーキン監督について「脚本家として実績がある。彼の目線を基に観る映画は、今作が初めて。展開がテンポよく、気を抜くとあっという間に置いていかれる。ちょっとしたところに主人公の行動に関する深いヒントが隠されている」と分析する。

 

最後に、アンさんは、自身の生き方について「人間は大小含め三千回の選択をしていると云われる。私は苦労して今の幸せを手に入れた」と語る。また、困難に遭遇する原因として「自分が蒔いた種。自分が誰かの嫉妬心を煽ったため。成長のため」と挙げ「原因が明確になった時、解決法は自ずと見えてくる。感情的な言動を起こさない」とモリ―に通ずる大事にしていることだと説く。お客さんに向けて「選択することは、全員が等しく持っている才能でありチャンス。彼女の選択の裏には、何故それを選んだか、理由がある」と伝える。さらに「幸せって何だろう?他人による幸せではなく、自分が何を大事にして生きるか。その人の生き様だと思いながら観て頂けたら」とメッセージを伝え、トークイベントは締め括られた。

© 2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画『モリーズ・ゲーム』は、5月11日(金)よりTOHOシネマズ梅田他全国公開。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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