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シアターセブン 自主制作映画応援企画!中川信雄監督 ショートムービー特集!

2017年5月20日

5月20日(土)より大阪・十三のシアターセブンで、自主制作映画応援企画として中川信雄監督のショートムービーを特集上映している。

中川信雄監督は、関西で活動している映画映像製作チームDoteyakiProductionのメンバー。2009年に大阪芸術大学映像学科を卒業後、自主制作映画を制作しながら演劇舞台記録撮影等を撮影している。2012年からは結婚式記録撮影を中心に、フリービデオカメラマンとして活動。2015年から企業PV等の企画、ディレクターとして活動中。NHKミニミニ映像大賞では6年連続ファイナリストを受賞している。

今回、シアターセブンによる自主制作映画応援企画の第2弾として、中川信雄監督によるショートムービーから『ロールキャベーヂの嘘』『青に、春色。』『ゴトウ写真館』の3作品を特集上映する。
『ロールキャベーヂの嘘』は、妻と死別した五郎と娘のミノリ、大阪のとある家族の不器用な物語。母親と死別した父親、ゴロウと娘、ミノリ。ゴロウとミノリも不仲になり、それぞれの人生を送っている。ゴロウは失業しバイト生活。ミノリはバイト先の上司と付き合っているが上司には妻がいることを知る…

『青に、春色。』はサイレント映画で描く高校生の淡い恋模様。美術部で切磋琢磨するナナとタイキ。しかし、タイキは引っ越すことになり絵を描くことをやめる。そのことにショックを受けるナナだったが、タイキに贈り物をする…

『ゴトウ写真館』はコスプレイヤーたちにスタジオを貸し始めた昔ながらの写真館が舞台。町に昔からある写真館、ゴトウ写真館。 あるときからコスプレイヤーの女性たちにもスタジオを貸すようになる。女性同士の社会の中で仲の悪いグループもできるが、尊敬する共通の先輩のために協力し、最後の撮影会をすることになるが…

上映初日、舞台挨拶で来場された中川監督に映画制作について伺った。中川監督自身は「私が作品の中で実現したいことがあり、友人と相談し、企画を揉みながら創ることが多い」と応える。自主制作映画では初期作品等で監督自身の性格が作品に反映されることがよくある。中川監督の場合、「『青に、春色。』ではやりたいことを表現した」と話すが「自分の色を出すよりは、観客が心地好くなる映像を撮りたい」と話す。

上映された3作品は、美しい映像が多く使われている。中川監督は「オーソドックスなカットが多いと思うが、各シーンに合わせて制作している。『ゴトウ写真館』に用いた静止画が画面に現れる手法で、初めて変わったことを実践してみた」と話しながら「オーソドックスに撮影した時こそ、どうやって綺麗に魅せようか」と考えている。

中川監督は短編作品を中心に制作し映画祭・コンペティションで入賞している。その真意を「同じように短編作品を制作している方と出会える。上映会では自主映画等が好きな人達も集まり、身内だけでなく、知らない人たちにも観てもらえる」と明かす。今後は、友人が執筆した脚本による長編作品制作の可能性もあるようだ。

シアターセブン 自主制作映画応援企画 中川信雄監督 ショートムービー特集は、5月20日(土)より5月26日(金)まで開催。19時20分~20時29分にて、料金は一般1,300円、シニア1,100円、専門・大学生1,200円、中学生・高校生1,000円、小学生以下700円、シアターセブン会員1,000円となっている。中川信雄監督による舞台挨拶も予定されている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆