『大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン』大阪で満員御礼開催!
5月5日(土)大阪・十三のシアターセブンで、オムニバス怪獣バカ映画『大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン』の上映会が開催された。上映会は当初は夜の部のみ開催予定であったが、早々に予約完売となり、昼の部が開催された。
オムニバス怪獣バカ映画『大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン』は、シン・ゴジラがなんぼのもんじゃい!面白ければなんでもありの短編作品集。最強精鋭のバカ映画監督28人が、完全オリジナルの新怪獣・珍ヒーローを引っ提げてここに集結。もはや、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の名物ともなり、今年は「ファンタランド大賞市民賞」受賞。笑い、恐怖、下品、感動。すべてが詰まった鉄ドン史上最大規模の「鉄ドン25周年記念」本気印バカ映画を見逃すな!ひと作品3分30秒。上映中に拍手もブーイングも起こる伝統のライブスタイル。「前説」に始まり「金返せ」で終わる鉄ドンのリングで、さあ、今年もドリームマッチの開幕だ!みんなで叫ぼう!鉄っちゃんの、ドーンとやってみよう!!
映画上映前には本作に登場する「帰らないマン」と怪獣によるパフォーマンスが行われた後に、鉄ドン製作総指揮の星野零式さんと「鉄ドン」内の1作を監督した水野祐樹さんが大歓声の中で登場。まずは「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」の説明が行われた。星野さんは「『鉄ドン』とは、鉄ちゃんのドンとやってみようの略。上映開始時に、タイトルコールと共に拳を振り上げて叫んでもらうのがルール」と説き「28人の監督による平均3分のバカ映画が次から次へと上映され、1本終わるごとに監督の名前がドドーンと出る」と説明した。星野さんは「今の映画が良かったなと思ったら拍手、ブラボーと言ってくれても良い。28本もあるので、中にはどうかなと思う映画は、しょーもなーと言ってほしい。しょーもなーでは済まない、これはひどいぞっていう映画は、金返せって言ってほしい」と伝え、お客さんと共に各コールの練習を行った。最後に、星野さんは「最初の1本目は面白くても面白くなくても力の限り、金返せと叫んでほしい。これが盛り上がるコツ」と述べ、上映が始まった。
いざ、上映が始まれば、お客さんは各作品の上映ごとに思い思いにコールを連呼。賞賛を込めた拍手も、本音や応援も含まれた罵声が次々にスクリーンに届けられた。
上映後には、会場に駆け付けた各作品の監督や出演者、関係者らが壇上に集結。登壇者それぞれが感謝の挨拶を行い、大団円の中で『大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン』の上映会は締め括られた。
なお、6月3日(土)には、東京・渋谷のトークライブハウス「LOFT9 Shibuya」で「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」東京初上映(昼・夜の部あり)が行われる予定。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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