森の中で繰り広げられるハンター、狼、サイコパスの戦いを描く『デストラップ／狼狩り』がいよいよ劇場公開！

2024年3月26日

森の奥で繰り広げられる、猟師・野生の狼・山に潜む謎の男の三つ巴の極限の狂気に満ちた戦いを描く『デストラップ／狼狩り』が３月２９日（金）より全国の劇場で公開される。

映画『デストラップ／狼狩り』は、深い森の中で、凶暴な狼と謎の殺人鬼の恐怖から生き延びるため奮闘する猟師の姿を描いたシチュエーションサバイバルムービー。罠にかかった獲物を野生の狼に食い荒らされた猟師のジョセフは、狼を狩るためにその痕跡を追う。しかし、森の奥へと分け入った彼が見つけたのは、明らかに異常な人間によって惨殺された複数の登山者の死体だった。狼に加えて凶悪な何者かが潜んでいる森の中で、孤立無援のジョセフは狩るか狩られるかの極限状態に追い込まれていく。

本作では、『ファイナル・デスティネーション』『大脱出3』のデボン・サワがジョセフ役、『アンシーン見えざる者』のカミーユ・サリバンが妻のアンヌ役をそれぞれ担当。『ターミネーター3』『シン・シティ』のニック・スタールが、彼らを追い詰める謎の男を不気味に演じる。

映画『デストラップ／狼狩り』は、３月２９日（金）より全国の劇場で公開。関西では、３月２９日（金）より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や心斎橋のシネマート心斎橋、京都・烏丸御池のアップリンク京都、４月５日（金）より大阪・大日のイオンシネマ大日や四条畷のイオンシネマ四条畷、京都・桂川のイオンシネマ京都桂川や久御山のイオンシネマ久御山で公開。

わな猟師に密着したドキュメンタリー映画『僕は猟師になった』を観た方なら、本作の主人公とその家族の営みを存分に理解できる。ターゲットにしている獲物の動物に合わせた罠をしかけ、捕らえた動物を売って収入を得る生活していくスタイルは、環境や季節の動向に左右され、大変なことが伝わってきた。本作では、さらに罠にかかった獲物を野生の狼に食い荒らされる状況にまで至っており、生活に危機が迫っていく。ならば、危険が伴うことも考慮して狼狩りに臨むわけだが、さらには惨殺された人間の遺体まで発見することに。明らかに動物が襲った形跡はない。ということは、主人公のターゲットは２つとなり、家族にも危険が及んでしまう可能性が生じることに。気づけば、帰って来ない夫であり父親を待つ家族側の視点となり、ストーリーが進められていく。同じように危険な狼を目撃し、得体の知れない男を発見し世話することに。次第に大いなる脅威が家族に近づいていき、序盤に打たれた”布石”が功を奏するのか。タイトルにある”デストラップ”は、何を仕留めることを指しているのか考察してみよう。なお、本作の原題は、『Hunter Hunter』。あのタイトルを思い出さずにいられない。ならば、本作の内容を顕著に表した邦題はピッタリ。手に汗握りなながら、狂気の戦いに挑んでみよう。

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