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戦時下の合唱団が希望を紡ぐ物語『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』がいよいよ劇場公開!

2026年5月11日

©GERONTIUS PRODUCTIONS LIMITED 2025

 

第一次世界大戦下の英国・ヨークシャーを舞台に、存続の危機に瀕した合唱団が医師を指揮者に迎え、希望を取り戻す様をバッハやエルガーの名曲と共に描く『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』が5月15日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』は、戦争により存続危機にある合唱団が前代未聞の試みによって新たな希望を見いだしていくさまを描いたヒューマンドラマ。第一次世界大戦下のイギリス北部ヨークシャー。徴兵で多くの団員を失い、存続の危機にあった合唱団が、若者や町の人々を迎え入れ、再び歩み出そうとしていた。そんな合唱団の指揮者に、敵国ドイツで活動していた医師ヘンリー・ガスリーが選ばれる。偏見と不信を背負いながら、彼は退役軍人、売春婦、敬虔なボランティア、徴兵を控えた少年たちなどの寄せ集めの団員たちと向き合い、失われたつながりや希望を取り戻していく。やがて彼らは、前代未聞の挑戦に乗り出す。しかし再び徴兵通知が届き始め、ようやく芽生えた平穏は、戦争の影にのみ込まれていく。[配給:ロングライド]

 

合唱団の指揮者を務めることになる医師ヘンリー・ガスリーを『教皇選挙』のレイフ・ファインズが演じ、厳格だが偏屈な男の複雑な内面を体現。ロジャー・アラム、マーク・アディらイギリスの実力派キャストが共演。監督は『英国万歳!』のニコラス・ハイトナーが務めた。

 

©GERONTIUS PRODUCTIONS LIMITED 2025

 

映画『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』は、5月15日(金)より全国の劇場で公開。関西では、5月15日(金)より大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや京都・烏丸の京都シネマや兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OS、5月29日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

戦争という悪夢に町の空気が飲まれていく。届く便りは帰らぬ人の知らせばかり。新聞は戦況で溢れ、死者の数に一喜一憂する。足りない兵士を補うため、掲示板には全成人男性を徴兵対象とする改正の知らせが貼りだされていく。長引く戦争に重く憂鬱な空気が漂う中、心を癒し今一度団結するために歌を歌う。

 

歌うという行為に秘められたパワーは底知れない。感情を表すにしても、整えるにしても、他者と繋がるにしても、歌一つでどこまでもいけるような気持ちになる。各々が練習し、音程やリズムを合わせ、各パートが混ざりあい、綺麗なハーモニーを響かせる合唱は、これからの時代に重要な芸術の一つなのではないだろうか。

 

学生時代は身近にあった合唱も、30代を超えた今、参加する機会も聞く機会もなくなってしまった。エンタメが溢れる状況の中、元々興味を持っていないと接続するのも難しい。しかし、映画の中で出会う機会が増えている気がする。2026年現在、日本国内だけでなく世界も含めて、日に日に分断が進んでいる世の中で、この状況を止めたい、と願う気持ちが自然と体を動かしているのではないだろうか。この映画が今作られ公開されることには、そんな意義があると思えてならない。地球の平和を本気で願っているからこそ、歌を歌うのだ。

fromブライトマン

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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