神戸・須磨でこんなSF映画が撮れるんだ!カーレーターも登場する『アキレスは亀』がいよいよシアターセブンで公開!
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全編が神戸市須磨区で撮影されたSFコメディ『アキレスは亀』が12月24日(土)より大阪・十三のシアターセブンで公開される。
映画『アキレスは亀』…
須磨発、どこ行き!?手作りSF(スーパーふしぎ)映画!!亀のアキレスが誘拐された!飼い主の大学院生・メイ(土肥希理子)は刑事(盛井雅司)と共に神戸を走る。JR・山陽電車・ロープウェイ、カーレーターを次々に乗り継いで、須磨浦山上遊園で物語はクライマックスへ!失踪した教授(木元としひろ)の行方は?!山頂で明かされる巨大な陰謀とは!!偉大なる跳躍の先に想像を超えた結末がキミを待つ!!
本作では、全編を神戸市須磨区で撮影。“カーレーター”など須磨浦山上遊園のレトロな乗り物を生かした特撮アクションが展開される。監督は京都大学経済学部出身の佃光さんが務め、土肥希理子さん、盛井雅司さん、木元としひろさんらが出演した。
映画『アキレスは亀』は、12月24日(土)から12月30日(金)まで、大阪・十三のシアターセブンで公開。なお、シアターセブンでは、佃光監督の短編作品『動物大怪獣コアラ』『うんこマン』同時上映し、連日舞台挨拶を開催予定。
ちょうどコロナ禍に入る前から、須磨浦山上遊園のTwitterの中の人が”須磨浦山上遊園は屋外施設であること! アルコール消毒等の対策をしていること!(そもそも通常時からお客さまが少ないこと・・・)を理由に営業をしております! おでかけの際にはマスクの着用等徹底しましょう♪”なんていう正直ツィートをしており、やっぱり気になっていた。…ということは、映画のロケで使うには、そんなに負担がない!?むしろ撮りやすい場所なのか!?ロープウェイに観光リフト、そしてカーレーター!山を登るアトラクションを最大限に活用している本作。亀のアキレスを追いかけるには、丁度いい早さのアトラクションなのかもしれない。本当は急いで追いかけないといけないのかもしれないが、作品全体のユルい空気感が合っている。とはいえ、有名SF映画のオマージュもしっかりと盛り込まれており、予想外の展開にもにやけてしまう。”手作りSF(スーパーふしぎ)映画”というコピーが掲げられているが、SFは、シュールでふざけた(良い意味で)の略なんじゃないか、思えてしまい、ツボにハマったら長編作品として観たくなってきた。或いは続編制作か!?神戸発の奇想天外な映画の世界を思い切り楽しんでみよう!
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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