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イギリス良家の令嬢が真実の愛に出会い大人の女性に成長していく姿を描く『眺めのいい部屋 4K』がいよいよ劇場公開!

2026年9月22日

©1985 A ROOM WITH A VIEW PRODUCTIONS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

フィレンツェを訪れた令嬢が、同じ宿に宿泊する青年にひかれていく様を描く『眺めのいい部屋 4K』が9月25日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『眺めのいい部屋 4K』…

まだ封建的な思想が強かった20世紀初頭。フィレンツェを訪れたイギリス名家の令嬢ルーシーは、ホテルの“眺めのいい部屋”を譲ってくれた青年ジョージから情熱的なアプローチを受ける。だが、階級や身分の違いを気にしたルーシーはジョージの思いを受け入れずに、イギリスに帰国。貴族の青年セシルと婚約するが…

 

本作は、E・M・フォースター原作の小説をイギリスの名匠ジェームズ・アイボリー監督が映画化し、第59回アカデミー賞で脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞した恋愛ドラマ。ヘレナ・ボナム・カーターのほか、ジュリアン・サンズ、ダニエル・デイ=ルイス、ルパート・グレイブス、ジュディ・デンチ、マギー・スミスらイギリスを代表する名優達が出演。2012年にデジタルリマスター版でリバイバル。2026年には作品誕生40周年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開。

 

©1985 A ROOM WITH A VIEW PRODUCTIONS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画『眺めのいい部屋 4K』は、9月25日(金)より全国の劇場で公開。関西では、9月25日(金)より大阪・梅田のテアトル梅田、10月9日(金)より京都・烏丸の京都シネマや兵庫・神戸のシネ・リーブル神戸で公開。

周年に合わせて、修復された過去の映画を、映画館で見られるのは本当に幸せだ。今回40年の時を超えて映画館に舞い戻るのはジェームズ・アイボリー監督、ヘレナ・ボナム・カーター主演の『眺めのいい部屋』。ヴィクトリア朝が終わり、新しい価値観が目覚め始めた1907年のイギリスに暮らす良家の令嬢ルーシー。従姉妹と訪れたイタリア フィレンツェでの刺激的な体験、出会いを経て、階級や社会の価値観とは違った”自分”を初めて実感する。ルーシーは育ちが良く、イギリスの中で敷かれたレールの上を歩み、周りに変な誤解を与えぬように行動し、同じ階級の人と結婚することを望まれているらしい。フィレンツェでたまたま居合わせたジョージとの雷に打たれたような素敵な瞬間がありながら、階級の差なのか、それは間違っていることで、避けなければならないこととして振る舞う。本心では胸の高鳴りを感じつつ、そんなことを知られてはならないと遠ざける。そんな折、結婚を申し込んできたシシルはジョージとは真反対の男。自由で社交的で大胆なジョージ。気品があり教養豊かだが、堅苦しく退屈で何処か厭味ったらしいシシル。ルーシーは家のためなのか婚約してしまう。イタリアで大きな世界の一端を知ったルーシーは、初めて自分で何かを選択する。

 

是非とも、階級社会であるが故に厳格な価値観がまだまだ残る時代だということを、しっかりとインプットした上で観てほしい限り。個人的には、シシルの味方でもありたい。煙たい人ではあるけど、決して悪い人ではないはず。確かに、厭味な態度も、まだまだ堅い価値観も嫌かもしれない。だが、それは、彼の出生によるものなのか、教育なのか。それらに縛られた存在であり、ルーシーと同じように過渡期の波に飲み込まれた人なのだろう。階段に腰を下ろし、靴を履くシーンは何とも言えず泣けてしまうのだ。

fromブライトマン

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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