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“本能寺の変”をテーマに武将たちの野望、裏切り、運命を描く『首』がいよいよ劇場公開!

2023年11月21日

©2023KADOKAWA ©T.N GON Co.,Ltd

 

羽柴秀吉、明智光秀、徳川家康ら戦国武将による、天下統一を掲げる織田信長の醜い跡目争いをバイオレンス描写満載で描く『』が11月23日(木)より全国の劇場で公開される。

 

映画『』は、「本能寺の変」を題材に壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。武将や忍、芸人、農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れる様を、バイオレンスと笑いを散りばめながら描き出す。天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。そんな中、信長の家臣である荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。秀吉は弟の秀長や軍師の黒田官兵衛らとともに策を練り、元忍の芸人である曽呂利新左衛門に村重を探すよう指示。実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。

 

本作は、北野武さんが構想に30年を費やして監督・脚本を手がけ、ビートたけし名義で羽柴秀吉役を自ら務めた。明智光秀を西島秀俊さん、織田信長を加瀬亮さん、黒田官兵衛を浅野忠信さん、羽柴秀長を大森南朋さん、秀吉に憧れる農民の難波茂助を中村獅童さんが演じる。

 

©2023KADOKAWA ©T.N GON Co.,Ltd

 

映画『』は、11月23日(木)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

今まで数々の映画や大河ドラマ等で映像化されてきた、本能寺の変とそこに至るまでの経緯。北野武監督は、他の作品にはあまり見られない大胆な解釈を取り入れた作品に仕上げている。織田信長の周囲にいる武将が勢揃いしているならば、この関係性の解釈は実に興味深い。北野武監督がこれまで手掛けてきた作品や、ビートたけしとして数々の作品に出演してきたことを考えると、自然とこういったテイストの作品になるんだろうな。気づけば北野武監督作品の常連のように思える加瀬亮が傍若無人な織田信長を演じているだけで、まさにピッタリのキャスティング。近年だと2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』を観ていた者であれば、人物相関図はほぼ把握できる。各々の武将の行く末を知っているだけでも興味深く観ていられた。そして、本能寺の変は、その手があったか。思わずあっけらかんとしてしまった。北野武監督映画ならではの笑いもアクションも存分に詰め込んで、実におもしろい戦国時代映画が世に放たれるぞ、とくとご覧あれ!

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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