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シニカルな2人のティーンエイジャーが自分の居場所を見つけようとする『ゴーストワールド』がいよいよ22年ぶりに劇場公開!

2023年11月21日

©2001 Orion Pictures Distribution Corporation. All Rights Reserved.

 

社会に適応できないパンク少女の内面を、現実感のある視点で描く『ゴーストワールド』が11月23日(木)より22年ぶりに全国の劇場で公開される。

 

映画『ゴーストワールド』は、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップかつユーモラスに描いた青春ドラマ。幼なじみで親友のイーニドとレベッカは高校を卒業したものの、進学も就職もせずに気ままな毎日を過ごしている。そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアを呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニドとレベッカは次第にすれ違うようになっていく。

 

本作は、ダニエル・クロウズのカルトコミックが原作。『アメリカン・ビューティー』のソーラ・バーチがイーニド、『のら猫の日記』『モンタナの風に抱かれて』等で子役として活躍してきたスカーレット・ヨハンソンがレベッカを演じ、冴えない男シーモアを『ファーゴ』のスティーブ・ブシェーミが好演。『クラム』のテリー・ツワイゴフが監督を務め、原作者クロウズと共同で脚色も担当した。

 

©2001 Orion Pictures Distribution Corporation. All Rights Reserved.

 

映画『ゴーストワールド』は、11月23日(木)より全国の劇場で公開。関西では、11月23日(木)より大阪・心斎橋のシネマート心斎橋、12月2日(土)より神戸・元町の元町映画館、12月8日(金)より京都・烏丸の京都シネマ、2024年1月19日(金)兵庫・豊岡の豊岡劇場で公開。

近年、高評価されるインディペンデントな青春映画が日本で劇場公開されると、参考となる過去作品としてピックアップされることがある『ゴーストワールド』。どことなく印象的な作品ポスターの画像が掲出されるたびに気になっていた。DVDソフトは今夏に改めて発売されるまでは廃盤になっており、関西でも時折イベント上映されたことある程度で、今となっては貴重な作品になっていたところで、今回22年ぶりの全国ロードショー公開だ。2001年の劇場公開当時に観ていたら、大学生になったばかりのモラトリアム真っ只中でイーニドに自分を重ねていたかも。周りの空気に馴染めず、趣味を共にできるような相手が1人だけでもいてくれたらいいなぁ、と日々悶々としていた。シーモアのようなレベルに達していなくとも、似たような人間に出会いたかったかな。気づけば、シーモアの年齢と大して変わらない年齢にもなったわけだが、深層心理では大いに共感している。自身の趣味は固持しながらも、ちょっとした出会いによって生活が変わるかも、なんてな。ふと気づけば、あのバスが目の前に現れて、誰も知らない世界に連れて行ってくれよ、と思わずにはいられない。22年経っても色あせない名作とは、まさに本作であることを教えてもらった。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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