Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

江戸川乱歩の「悪魔人形」をもとに元高校教師と女子高生の美しくも悲しい純愛が描かれる『聖なる蝶 赤い部屋』がシアターセブンでもいよいよ公開!

2021年6月4日

(C)2021「」製作委員会

 

生徒を盗撮したことで全てを失った高校教師の男と、彼の前に現れた女子高生との悲恋の物語を官能的に描く『聖なる蝶 赤い部屋』が6月5日(土)より大阪・十三のシアターセブンでも公開される。

 

映画『聖なる蝶 赤い部屋』は、少女と元高校教師による純愛劇が展開される。好きな女子生徒への盗撮が発覚し、教師の職を失った元高校教師の杉浦。全てを失い、生きる希望もなくなった杉浦の前に女子高生ルミが現れる。ルミに導かれるように2人は結ばれ、彼女は杉浦のマンションに住み込むようになる。愛欲に溺れる中で、杉浦のルミへの執着はエスカレートし、次第に彼女を束縛していく。ルミを10代の姿のまま永遠に美しい姿で残したい杉浦の暗い欲望と、ルミの杉浦への思いが交差し、事態は思いがけない方向へと進んでいく。

 

本作は、江戸川乱歩の短編小説を原案に、舞台を現代に置き換えて描くエロティックサスペンス「赤い部屋」シリーズ第3弾。小説「悪魔人形」をベースに、主演を波岡一喜さんが務め、『美少女図鑑』で注目を集めた期待の若手女優である栗林藍希さんがヒロインを演じる。監督は「赤い部屋」シリーズ前2作をはじめ、『D坂の殺人事件』『屋根裏の散歩者』など、江戸川乱歩原作作品を数多く手がける窪田将治さん。

 

(C)2021「聖なる蝶 赤い部屋」製作委員会

 

映画『聖なる蝶 赤い部屋』は、6月5日(土)より大阪・十三のシアターセブンで公開。

江戸川乱歩による「悪魔人形」は、1957年に連載された児童向け推理小説「少年探偵団」シリーズの1作。小林少年が女装し、少女探偵花崎マユミが活躍する作品。小学生のルミが公園で不思議な腹話術師に誘拐され、ルミの家にはルミに生き写しの人形が届き、身代金を求める電話があり、小林少年は人形を送りつけた赤堀鉄州なる人形師の家に潜入捜査を開始した…というストーリー。本作では、時代を現代に変え、物語の視点すら変えて作り上げている。

 

主人公である元高校教師の杉浦は、真面目そうに見えて”うっかり”と盗撮容疑をかけられ自らの人生を棒に振ってしまう。でも、”うっかり”とやってしまうことすら狂気が見え隠れする。いや、気づけば完全に狂った人間であることに分かってくる。だが、狂気じみた人間でさえも、心のどこかに存在しているであろうイノセントな魅力に発見してしまったら忘れられなくなってしまう女性もいた。まさに本作は気狂いな愛を描いた物語である。最終的には悲恋な模様を描いているが、視点を変えれば究極の幸せを描いているようにも伺えて、男女の性愛は摩訶不思議としか言いようがない。されど、江戸川乱歩による狂おしい作品はまだまだあるので、さらなるシリーズの続編を楽しみにしておこう。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts