Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

“メガバンクから10億円が消える”事件の裏側を探っていく姿を描く『シャイロックの子供たち』がいよいよ劇場公開!

2023年2月13日

(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

 

東京のとある銀行支店を舞台に、同じ銀行で働く個性豊かな行員たちが支店で発生した現金紛失事件の真相に迫る『シャイロックの子供たち』が2月13日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『シャイロックの子供たち』…

東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が発生した。ベテランお客様係の西木雅博は、同じ支店に勤務する北川愛理、田端洋司とともに、事件の裏側を探っていく。西木たちは事件に隠されたある事実にたどりつくが、それはメガバンクを揺るがす不祥事の始まりにすぎなかった。

 

本作は。テレビドラマ化もされた池井戸潤さんのベストセラー小説を、阿部サダヲさん主演、池井戸さん原作の『空飛ぶタイヤ』を手がけた本木克英監督のメガホンで映画化。小説版、ドラマ版にはない独自のキャラクターが登場し、映画版オリジナルストーリーが展開する。西木役を阿部さん、北川役を上戸彩さん、田端役を玉森裕太さんがそれぞれ演じるほか、柳葉敏郎さん、杉本哲太さん、佐藤隆太さん、柄本明さん、橋爪功さん、佐々木蔵之介さんらが顔をそろえる。

 

(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

 

映画『シャイロックの子供たち』は、2月17日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。

作品の冒頭で披露されるが、タイトルにあるシャイロックとは、シェークスピアの喜劇『ベニスの商人』に登場するユダヤ人の金貸しのことであり、典型的な強欲無慈悲である高利貸しのことである。銀行は、ローンや融資等を通して個人や法人にお金を貸し利子を付けることで儲けの元になっていく。しっかりと返済してくれる見込みを吟味した上で決済を行い、お金を貸すわけだが、見極めを誤ってしまうと、大変な損害を被ることになる。様々な仕事でお金は絡んでいるが、金融に関する仕事が、一番シビアで大変であることは日々の様々な仕事で感じてきた。銀行内で”1本”が無くなってしまったら、一大事だ。”1本”を束ねる帯封を粗末に扱うだけでも大変なことになる、と思い知った。そんな銀行での1日に起きた騒ぎの裏側で起きていた暴いていく様は、池井戸潤さん原作が作品の映画の中でも飛びっきりに緊張感もあって爽快だ。いやぁ、お金に対する欲にハマってしまうと、どこまでも突き進んでしまう危険性があり、堅実に生きていきたい、と改めて思わせてくれた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts