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美しい海辺を背景に繰り広げる人類との攻防が描かれる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』がいよいよ劇場公開!

2022年12月15日

© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

かつて惑星パンドラの任務で先住民と恋に落ちた兵士や、新たに“海の部族”が登場し、美しい海辺を背景に繰り広げる人類との攻防が描かれる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が12月16日(金)に全国の劇場で公開される。

 

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』…

地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイクはパンドラの一員となり、先住民ナヴィの女性ネイティリと結ばれた。2人は家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていたが、再び人類がパンドラに現れたことで、その生活は一変する。神聖な森を追われたジェイクとその一家は、未知なる海の部族のもとへ身を寄せることになる。しかし、その美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫っていた。

 

本作は、ジャームズ・キャメロン監督が革新的な3D映像を生み出し、全世界興行収入歴代1位の大ヒット作となった『アバター』の約13年ぶりとなる続編。前作から約10年が経過した世界で、新たな物語が紡がれる。ジェイク役のサム・ワーシントン、ネイティリ役のゾーイ・サルダナらおなじみのキャストが続投し、前作でグレイス・オーガスティン博士役を務めたシガニー・ウィーバーが、今作ではジェイクの養子キリ役をモーションキャプチャーによって演じている。[配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ]

 

© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、12月16日(金)より全国劇場にて公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ梅田ブルク7、心斎橋のイオンシネマシアタス心斎橋、難波のTOHOシネマズなんばなんばパークスシネマ、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、兵庫・西宮のTOHOシネマズ西宮OSや神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

或る種の社会現象となった、あの『アバター』の約13年ぶりとなる続編。13年も時間が経つと映像・映画技術は更なる発展が起こり、ジャームズ・キャメロン監督は総力戦の如く最新技術を本作に集結させた。まず目につくのが、ハイフレームレート(HFR)に関する技術。近年では、『ジェミニマン』において用いられたが、独特のヌルっとした映像の印象が強く、本来の高品質な映像が見られる映画館がほとんどなかった。だが、今作ではHFR+HDR+4K+3Dという上映が試みられており、効果的に緩急をつけており、より自然な映像として観続けられる。気づけば、すぐそこに『アバター』の世界があるような錯覚に浸っていられた。まさに、没入的な映画体験をした、と感じられるだろう。『アバター』の世界における自然の美しさをずっと体感していたかった。もはや映画を超えた唯一無二の体験をした、と云っても過言ではない。

 

なお、続編となる本作では、物語の舞台が“森”から“海”へと移る。とはいえ、森での出来事もしっかりと描かれていく。主人公ジェイクはパンドラの一員となって、より強固な態勢で人類と対峙していたが、代償が大きすぎた。故に森を去り、海の部族に身を寄せ共存しようとしていく。だが、尚更に人類は追いかけてくる。どの出来事も丁寧に描いており、気づけば3時間以上も過ぎていたような感覚だ。そんな時間の中で、21世紀における環境問題や侵略戦争や差別問題に対するメタファーを象徴的に描きながらも、今回は、家族愛について丁寧に描いている。森を追われることとなり、新たな家を探し求めた中で海の世界と出会い、様々な苦境に立たされた中で家族の絆を深めていく。最終的にジェイクが選んだ行く末には今後の展開について予想できることもあり、第5弾まで決まっている本作がどのような展開や或る種の謎解きを楽しみにしたい。

 

 

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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