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『せんぼく』が滋賀を代表する作品に…!『線は、僕を描く』小泉徳宏監督と三日月滋賀県知事を迎え舞台挨拶トークイベント開催!

2022年8月27日

©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 

アルバイト先で水墨画に出会った大学生が、声をかけられた師匠に師事し、戸惑いながらも白と黒で表現された世界に魅了されていく様を描く『線は、僕を描く』が10月21日(金)より全国の劇場で公開。8月26日(金)には、滋賀・大津のユナイテッド・シネマ大津に小泉徳宏監督と滋賀県知事の三日月大造さんを迎え、舞台挨拶トークイベントが開催された。

 

映画『線は、僕を描く』は、水墨画の世界を題材にした砥上裕將さんの青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星さんが主演、『ちはやふる』の小泉徳宏監督のメガホンで映画化された。大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠の篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。篠田湖山の孫で霜介にライバル心を抱く篠田千瑛を『護られなかった者たちへ』の清原果耶さん、霜介の親友である古前を『町田くんの世界』の細田佳央太さん、霜介に触発されて古前と共に水墨画サークルを立ち上げる川岸を『サマーフィルムにのって』の河合優実さんが演じ、三浦友和さん、江口洋介さん、富田靖子さんらが脇を固める。

 

上映前、ユナイテッド・シネマ大津に集まった滋賀県の皆さんに向けて小泉監督は「(『ちはやふる』から)滋賀で4作連続映画を撮ることができ、皆さんにも大変お世話になりました。今回も良い感じにできたと思います」と感慨深くご挨拶。これを受け、三日月知事は「青春映画の第一人者である小泉監督がまた滋賀で撮影いただいたということをとても光栄に嬉しく思います。滋賀の皆さんには映画の各所に出てくる素晴らしい滋賀のロケ地、また【水墨画】という奥深いものを通しながら、人の温かさや人と人との繋がりを描いていらっしゃるので、楽しんでいただきたいです」と、お互いに感謝の言葉を述べ、舞台挨拶が始まった。

©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 

映画『ちはやふる』シリーズに続き、本作でも滋賀県をロケ地に選んでおり、小泉監督は「『ちはやふる』を撮影した時は舞台が滋賀という必然性があったが、本作はチームで『もう一度滋賀に行きたいね』という話になって選びました。それは、滋賀の皆さんの撮影を迎え入れてくれる体制が本当に整っていて、撮影がしやすかったという思い出があったから。また、琵琶湖という滋賀特有のものもありますが、色んな風景があり“日本のどこにでもなれる”場所でもある。滋賀は撮影に向いているなと、皆さんもまだ気が付いていない滋賀の魅力に僕は気が付いたと思っています」と絶賛。これには三日月知事も「これは嬉しい。自然が豊かで、現代ものから時代劇ものまで撮影できる。また、ロケーションオフィスが監督やスタッフの皆さんのニーズに応えるべくサポートする体制も整えていますので、これからも小泉監督をはじめ皆さんの映画作りを応援していけるようになりたい。今日も客席にそのスタッフたちが来ていて。嬉しいね、良かったね!」と客席に呼びかけ、場内が拍手で湧いた。

©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 

続いて、滋賀の特産物の話になり、普段の撮影中、あまりごはんを食べていない小泉監督は「近江牛カレーがケータリングで出てきた時は思わず『自分の分も残しておいて』とお願いしました(笑)」と撮影時の思い出を語り「本作でも“食”を意識したシーンがあって、滋賀の特産物である“ビワマス”や“赤こんにゃく”が食卓に並んでいます。ぜひ探してみてもらえれば」と紹介。三日月知事も「今の季節はビワマスがとても美味しいし、近江米や近江米でできた地酒、多賀の人参、甲賀や近江のお茶など、各地に美味しいものが沢山あるので、これからも撮影にきてくださった皆さんや、ロケ地を訪れる観光客の方々にもぜひ食べてほしい」とアピールしました。

 

©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 

また、映画で描かれた【水墨画】にちなみ、三日月知事から小泉監督に“琵琶湖の天然ヨシを使った筆ペン”が贈呈され盛り上がっている中、映画のロケ地ともなった多賀大社がある多賀町のマスコットキャラクター“たがゆいちゃん”が登場。ヒット祈願ということで、多賀大社のお守りとして知られる“お多賀杓子”を贈呈しに駆けつけてくれた。

©砥上裕將/講談社 ©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

 

最後、小泉監督は「実は撮影が予定から1年ずれてしまったんですが、その分俳優陣も水墨画もたっぷり練習して挑んでいます。滋賀県で沢山撮影させていただいたので、皆さんお馴染みの場所も色々出てきます。皆さんの協力無くしては絶対に完成できなかったので、これは皆さんの映画だと僕は思っています。10月の公開まで多くの人に広めていただければ。滋賀を盛り上げていきましょう。」と挨拶し、舞台挨拶を締め括っている。

 

なお、映画が終映し自然と拍手が起こった場内に再び小泉監督が登場。その後に行われたマスコミ向けの囲み取材では「滋賀だからこそ撮れたシーンはありますか?」と問われ「横浜さんや江口さんが牧場や漁港などを巡るシーンは、実際に地元の人にご出演いただいて即興でお芝居してもらった。脚本にはない、ロケハンで発見したものを使うことで、ほっとするシーンが生まれ、映画の良いスパイスになりました。また、今回滋賀でエキストラを募集したんですが、『行きます!』といったら本当に来てくれる。他の地域ではなかなか来てもらえなかったりするので(笑)県民性が素晴らしいんだなと。義理堅い滋賀の皆さんには本当に感謝しています」と改めて感謝を伝えながら答えた。最後に「この映画が、滋賀を代表する作品になればと思っています。滋賀の映画といえば『せんぼく』と思ってもらえるように、皆さんもぜひ応援を宜しくお願いします」と締め括った。

 

映画『線は、僕を描く』は、10月21日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田大阪ステーションシティシネマ、難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸・三宮のOSシネマズミント神戸等で公開。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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