世界的ポップスターと平凡な数学教師の恋を描いた『マリー・ミー』がいよいよ劇場公開!
(C)2021 Universal Pictures
ポップスターと平凡な数学教師の恋の行方を描く『マリー・ミー』が4月22日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『マリー・ミー』は、ポップスターと平凡な数学教師の恋の行方を描いたラブストーリー。世界的歌手カットと彼女の恋人である音楽界の新星バスティアンは、ファンの前で華々しく結婚式を挙げようとしていた。しかし式の直前、バスティアンの浮気が発覚。失意の中ステージに登壇した彼女は、客席にいた見ず知らずの数学教師チャーリーを指名し、突然プロポーズするという驚きの行動に出る。カットを取り巻くスタッフやマスコミ、ファンが大混乱に陥る中、互いを知るところから結婚生活を始める2人だったが…
本作は、ボビー・クロスビーのグラフィックノベルを原作に『ウソはホントの恋のはじまり』のカット・コイロが監督を務めている。ジェニファー・ロペスが製作・主演を務め、数学教師チャーリー役に『ワンダー 君は太陽』のオーウェン・ウィルソン。コロンビア出身の世界的レゲトン歌手マルーマが、カットの婚約者バスティアン役で映画デビューを果たした。
(C)2021 Universal Pictures
映画『マリー・ミー』は、4月22日(金)より全国の劇場で公開。
バツイチの数学教師が、世界的歌姫から結婚相手に指名されるという突飛な物語。いうなれば現代版のシンデレラのようなストーリーだ。コンサート会場に集まったファン達は、まるで舞踏会に招待された者達のように、舞台上の歌姫を見つめる。大観衆が見守る中、バツイチシンデレラは歌姫に結婚相手として選ばれた。好きなものも、生活も、ルーツも何もかもが違う世界で生きてきた2人にとっては、SNSの利用の仕方1つにおいても、真逆である。しかし、本作は、現代を生きる2人の考え方やライフスタイルを、頭ごなしには否定しないのが良い。お互いの見ていなかった世界を相互に作用させることで、どちらともを否定しない優しいラブストーリーを生み出すことに成功している。延々と観ていられる2人のおとぎ話のような時間にも、やがて0時は迫ってきてしまう。冷めてほしくない愛と夢の時間、迫り来る現実に対して下した2人の判断は、涙なしに観ることは出来ない。
fromねむひら
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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