Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

コスチュームや原画など貴重なアイテムを多数展示…Dの歴史と魅力に迫る『DC展スーパーヒーローの誕生THE ART OF DC-THE DAWN OFSUPERHEROES』がいよいよ大阪初上陸!

2021年12月17日

DC SUPER HEROES and all related characters and elements © & ™ DC WB SHIELD: © & ™ WBEI. (s21)

 

大阪・梅田のグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて、『DC展スーパーヒーローの誕生THE ART OF DC-THE DAWN OFSUPERHEROES』が2021年12月18日(土)から2022年2月23日(水・祝)まで開催される。今回、開催前日の12月17日(金)には内覧会も開催された。

 

DC展スーパーヒーローの誕生THE ART OF DC-THE DAWN OFSUPERHEROES』は、テレビ大阪開局40周年特別展として開催。ワーナー・ブラザースコンシューマープロダクツ協力の下、映画で使用されたコスチュームやコミック原画など、貴重なアイテムを多数展示。線描画などのオリジナルドローイング、DC映画のラフスケッチ、映画で実際に使用された衣装や小道具の一部も一挙公開!時代とともに形を変え、オリジナルのキャラクターと物語を作り続けるDCの80年以上の歴史とその魅力に迫る。なお、各原画は個人コレクターが所有している代物であり、めったに世に出ることはなく、展覧会終了後は二度と世に出ることはない。

 

展覧会は、最初にDCから誕生したスーパーヒーローの歴史を展示。1938年にDCコミックスが出版され、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンといったヒーローが誕生していく歴史がまとめられている。なお、実は、オフィシャルベースでの年表はなく、アメコミライターであり翻訳家の光岡三ツ子さんに苦労して年表を作って頂いた。

 

そして登場するのは、スーパーマンエリア。スーパーマンはヒーローの原点であり、ここから様々なヒーローが誕生していった。ヒーローの源流に位置づけられており、マントを着て空を飛ぶことがスーパーヒーローの源流となる形とされている。1940年初頭の貴重な原画が提示されていた。1978年の映画『スーパーマン』で クリストファー・リーヴが着た衣装が展示され。年代別にコスチュームがピックアップされている。

コスチュームは少しずつ変化しており、2006年の『スーパーマン・リターンズ』では、ダークな色となり、次第に筋肉美を強調するように変化していく。また、シンボルマークである’S’の字については色合いが目立たなくなってくる。さらに、様々なアーティストが映画のコンセプトをアート作品として書いたコンセプトアートも展示されていた。

 

バットマンエリアに入ると、実際に映画で使われた約3mのスタチューがお目見え。

本展覧会では、映像作品が圧倒的に多いバットマンに関する展示が一番多くなっている。テレビドラマに登場するリドラーについて、映像と共にコスチュームまで展示。

映画に関する展示は、各シリーズ毎にまとめており、1989年の『バットマン』でのマイケル・キートンによるバットマンやジャック・ニコルソンによるジョーカーについて原寸大のコスチューム実物がそびえ立つ。

また、1992年の『バットマン リターンズ』からはミシェル・ファイファーが実際に着たキャットウーマンの衣装も。そして、ティム・バートン監督の世界観によるコンセプトアートが展示され、鉛筆で書かれた繊細なものであることがうかがえる。さらには、トゥーフェイス、リドラー、ミスター・フリーズ の衣装がそびえ立つ。

クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト・トリロジー」からは3作品のコスチュームが登場。バットマンは少しずつ変化しており、戦闘化してより動きやすくなっている。

そして、バットマンが操縦する特殊車両として、バットポッドがエンジンを外した状態でお目見え。

 

スーサイド・スクワッドエリアもあり、2016年の『スーサイドスクワッド』からは女性に人気のハーレイ・クインが登場。ジョーカーも含めて実際に映画で使われたピストルの展示も。今年公開された『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』より新キャラのブラッドスポートとピースメイカーのコスチュームが本邦初公開。急遽、本企画展のために取り寄せられた。

 

ワンダーウーマンエリアでは、1970年代のテレビシリーズからガル・ガドットが演じた作品まで含まれ、サンダルからブーツに変化していることも分かる。

 

最後にジャスティス・リーグエリアでは、全ヒーローが地球に向かっている水彩画も展示され、繊細に書かれており写真のような出来栄えだ。

 

会場に隣接したカフェ『CAFE Lab.』では『DC展スーパーヒーローの誕⽣』開催を記念して、DCのキャラクターをイメージしたコラボレーションメニューが登場。「スーパーマン ハンバーグオムカレー」「バットマン イカスミパスタ」「ハーレイ・クイン パンケーキ」『バットマン カプチーノ」「ジョーカー ソーダ」「ワンダーウーマン ソーダフロート」と各キャラクターの特徴に合わせたメニューが勢揃いした。

 

DC展スーパーヒーローの誕生THE ART OF DC-THE DAWN OFSUPERHEROES』は、2021年12月18日(土)から2022年2月23日(水・祝)まで大阪・梅田のグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて開催。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts