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取引額6000億円に及ぶ麻薬密輸の阻止というミッションに挑むシリーズ完結編!『土竜の唄 FINAL』がいよいよ劇場公開!

2021年11月15日

(C)2021「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館

 

破天荒な潜入捜査官が豪華客船で麻薬密輸阻止の最後の任務に挑む『土竜の唄 FINAL』が11月19日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『土竜の唄 FINAL』は、潜入捜査官“モグラ”に任命された男である菊川玲二を主人公にした「土竜の唄」シリーズ完結編。潜入捜査官「モグラ」として、凶悪な犯罪組織である数寄矢会に潜り込んだ菊川玲二が、洋上の豪華客船を舞台に組織トップの轟周宝逮捕に向けて奔走する。モグラとして潜るところまで潜った玲二の最後の任務は、過去最大級の取引となる6000億円の麻薬密輸を阻止すること。そんな玲二の前には、轟周宝の長男で最悪の敵となる轟烈雄が現れる。さらには、謎のフェロモン美女・沙門にハメられた玲二は、恋人である純奈との修羅場を迎えるハメになり…

 

本作は、高橋のぼるさんの人気コミック「土竜の唄」を、三池崇史さんによる監督&宮藤官九郎さん脚本、生田斗真さん主演で実写映画化したアクションコメディシリーズの完結編。玲二役の生田さんのほか、堤真一さん、仲里依紗さん、吹越満さん、遠藤憲一さん、皆川猿時さん、岩城滉一さんといったシリーズおなじみのメンバーに加え、1作目に出演の岡村隆史さん、2作目に出演の菜々緒さんも登場。新キャストとして烈雄役の鈴木亮平さん、沙門役の滝沢カレンさんが顔をそろえる。

 

(C)2021「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館

 

映画『土竜の唄 FINAL』は、11月19日(金)より全国の劇場で公開。

2014年の『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』は、潜入捜査官としての緊張感がある中で、数寄矢会幹部に近づいていく姿がおもしろかった1作目。2016年の『土竜の唄 香港狂騒曲』では舞台を香港に拡大し、身内の裏切りがあったり女性スナイパーが登場したりとエンターテインメント要素をさらに高めて数寄矢会に近づいていく。このおもしろさは、コミック原作の如くどこまでも続編が作れそうな勢いである。だが、本作はシリーズ完結編である。しっかりとした完結編だ。舞台はさらに世界へと拡大。イタリアからは覚醒剤パスタまで登場だ。ヤクザやマフィアの技術革新まである。って、こんなの本当にあるんかぁ~い!相変わらずぶっ飛んだ展開で楽しませてくれる。

 

また、作品毎に新たなキャラクターを登場させている本シリーズ。今回は何といっても鈴木亮平さん演じる烈雄。直近では『孤狼の血 LEVEL2』にて狂気過ぎるヤクザを演じた鈴木亮平さん。本作では、その狂気に本シリーズならではのエンターテインメント的なキャラクター性を高めている。演じる役柄を多方向に拡大しているので注目せざるを得ない。岩城滉一さん演じる数寄矢会トップの轟周宝が放つオーラ以上に独特の威圧感がある。ある意味シリーズ最凶のキャラクターを前にして。菊川玲二が如何にして果敢に手錠をかけに向かうのか、こうご期待!

 

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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