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司馬遼太郎さん原作!土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの人生と激動の幕末を描いた『燃えよ剣』がいよいよ劇場公開!

2021年10月11日

(C)2021「燃えよ剣」製作委員会

 

新選組副長の土方歳三を主人公に、近藤勇や沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代を描き出す『燃えよ剣』が10月15日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『燃えよ剣』は、新選組副長の土方歳三の生涯とともに志士たちの人生と彼らが生きた激動の幕末を描く物語。江戸時代末期、黒船の来航により、外国から日本を守るため幕府の権力を回復させようとする佐幕派と、天皇を中心にした新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった。武州多摩の農家に生まれた土方歳三は「武士になりたい」という思いで、近藤勇、沖田総司ら同志とともに京都へ向かう。芹沢鴨を局長に、徳川幕府の後ろ盾で新選組を結成し、土方は「鬼の副長」と恐れられながら、討幕派の制圧のため京都の町で活躍を見せるが…

 

本作は、過去に映画化やドラマ化もされてきた司馬遼太郎さんの歴史小説を、『関ヶ原』の原田眞人監督と岡田准一さん主演の再タッグで新たに映画化。土方歳三役の岡田さん、土方と生涯愛を貫くお雪役を柴咲コウさん、近藤勇役を鈴木亮平さん、沖田総司役を山田涼介さん、芹沢鴨役を伊藤英明さんがそれぞれ演じる。

 

(C)2021「燃えよ剣」製作委員会

 

映画『燃えよ剣』は、10月15日(金)より全国の劇場で公開。

司馬遼太郎さんの『燃えよ剣』は、これまで3度もTVドラマになり、1966年には、市村泰一監督、加藤泰さんによる脚色で映画化されている。今回、『関ケ原』『日本のいちばん長い日』という日本の転換期を描いてきた原田眞人監督が手掛けた。148分という長さを以て、土方歳三が頭角を現した頃から幕末の志士としての生涯を最期まで描いている。『燃えよ剣』だけでなく、新選組を描いた作品がこれまでに数多くあり、変遷が十分に知られている。観る者によっては好意を以て観たい登場人物もいるだろう。存分に描いている。その中で、土方の視点を以て時代の変革期を描き切ったことは興味深い。

 

作中では、西本願寺や二条城、仁和寺や東寺、姫路城といった場所が登場するが、実際に現地での撮影が行われている。世界遺産や国宝級の建物が存分に登場するので、驚くばかり。さすがに池田屋事件の舞台である池田屋はないにしても、オープンセットで再現しており、更なる本作の本気度合いが伺える。大規模な戦いにおいてもエキストラを総動員しており、これぞ大河!とも言いたくなる圧巻のスケールを感じる戦闘シーンを描き切った。僅か6年だけ存在した新選組が現在も映像化される意義を存分に嚙み締めて本作を存分に味わってもらえたら、と願うばかりである。

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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