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イマジネーションとイリュージョンの比類なき結合を以て“映画を見る歓び”を体感しよう!製作20周年の『ベルヴィル・ランデブー』が関西の劇場でもいよいよリバイバル公開!

2021年7月21日

(C)Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinema / RGP France / Sylvian Chomet

 

マフィアに誘拐された最愛の孫シャンピオンを奪還するため、大都市ベルヴィルまでやってきたおばあちゃんと愛犬ブルーノの不思議な冒険を描く『ベルヴィル・ランデブー』が7月23日(金)より関西の劇場でもリバイバル公開される。

 

映画『ベルヴィル・ランデブー』は、誘拐された孫の救出のため奔走する祖母の姿をユーモアたっぷりに描いたアニメーション映画。セリフを極力排し、ジャズをはじめとした軽快な音楽にのせてデフォルメされたキャラクターが織りなす冒険を描き、フランス映画として初めてアカデミー長編アニメーション部門にノミネートされるなど世界的に高い評価を受けた一作。内気で孤独な孫のシャンピオンが、自転車に興味を持っていることを知ったおばあちゃん。シャンピオンは自転車選手になるため、おばあちゃんと二人三脚で特訓に励み、ついに世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」に出場するまでに成長する。ところがレースの途中に事件が起こり、シャンピオンが何者かに誘拐されてしまう。おばあちゃんは誘拐された孫を助けるため、愛犬ブルーノとともに冒険に出る。伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たちの協力と、これまでに培った人生経験や知恵やユーモアを武器に、数々の難局を潜り抜けていく。

 

本作は、バンド・デシネ作家でアニメーターのシルバン・ショメによる長編初監督作品。アカデミー賞では長編アニメーション賞のほか、主題歌賞にもノミネートされた。日本ではスタジオジブリの高畑勲さんらが称賛、2004年に劇場初公開された。2021年には、製作20周年を前にしたプレアニバーサリー企画としてリバイバル公開される。

 

(C)Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinema / RGP France / Sylvian Chomet

 

映画『ベルヴィル・ランデブー』は、関西では、7月23日(金)より京都・烏丸の京都シネマ、7月30日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で公開。

日本のアニメとは一味も二味も違う、異国感溢れる、フランスアニメの傑作が映画館に帰ってきた!オープニングから溢れる”なんだコレ”感!(良い意味で)。そして、流れるサントラの50’s風のスインギンなジャズが身悶えするほど堪らない!!全編に渡りほとんどセリフがないにも関わらず、独特のアート調な画、ちょっぴりダークでビターな笑いも相まって、映画を通して、”バンド・デシネ”を丸ごと体感することができる。世界観に引き込まれこと間違いなし!20年前の作品ではあるが、古臭い感じがなく、むしろ”愛おしい”本作の劇場リバイバルを見逃すのはあまりにも惜しい!(しかし、作品の世界観柄、部屋の隅っこの小さなTVでも観てほしい!悩ましいのでどっちでも観てもらえたら!!)

from関西キネマ倶楽部

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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