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90年の生涯で3万点以上の作品を描いた浮世絵師!葛飾北斎の信念と人生を描く『HOKUSAI』がいよいよ劇場公開!

2021年5月21日

(C)2020 HOKUSAI MOVIE

 

2020年で生誕260周年を迎えた江戸時代の天才絵師、葛飾北斎の謎に満ちた生涯に迫る伝記ドラマ『HOKUSAI』が5月28日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『HOKUSAI』は、「富嶽三十六景」など生涯を通して3万点以上の作品を描き残したといわれる江戸時代の浮世絵師である葛飾北斎の知られざる生涯を映画化。町人文化が華やぐ江戸の町の片隅で、食うこともままならない生活を送っていた貧乏絵師の勝川春朗。後の葛飾北斎となるこの男の才能を見いだしたのが、喜多川歌麿、東洲斎写楽を世に出した希代の版元である蔦屋重三郎だった。重三郎の後押しにより、その才能を開花させた北斎は、彼独自の革新的な絵を次々と生み出し、一躍、当代随一の人気絵師となる。その奇想天外な世界観は江戸中を席巻し、町人文化を押し上げることとなるが、次第に幕府の反感を招くこととなってしまう。

 

本作では、青年期の北斎を柳楽優弥さん、老年期の北斎を田中泯さんが演じ、重三郎役を阿部寛さん、人気戯作者である柳亭種彦役を永山瑛太さん、歌麿役を玉木宏さんがそれぞれ演じる。監督は「探偵はBARにいる」シリーズや「相棒」シリーズの橋本一さんが務めた。

 

(C)2020 HOKUSAI MOVIE

 

映画『HOKUSAI』は、5月28日(金)より全国の劇場で公開。関西では、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都、神戸の109シネマズHAT神戸OSシネマズ神戸ハーバーランド神戸国際松竹等で公開。また、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のTOHOシネマズなんば等でも近日公開。

本作のティザーポスターを拝見した時、美しい色彩センスに魅了させられた。本編でも、邦画ではあまり見ることのない独特な色彩センスを感じられる場面が多くあり、特にお気に入りは、竹林の中で挿絵を想像するシーン。竹も1つの画の中に生として存在しており、北斎の着ている緑色の服と竹林の緑が絶妙なバランスでお互いを引き立てあっている。芸術をテーマにしているだけあって、色の表現は素晴らしいものだ。

 

富嶽三十六景の『神奈川沖浪裏』が木版画によって完成した瞬間は、青色の持つ濃さと光沢の美しさに思わず息を呑んでしまう。道楽が禁じられた世の中で、抗うように自分の本能に従い、後世にも伝わるほどの素晴らしい絵を残した絵師達の底知れぬ欲求とロマン。危険を顧みず、先人達が決死の思いで繋いでくれた文化があったからこそ、世界の文化の発展があったのは間違いない。これからも北斎は日本のみならず、「HOKUSAI」として、広く世界で語り継がれ、我々の中に生きるのだろう。

fromねむひら

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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