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田中裕子さんと蒼井優さんが2人1役!夫に先立たれた女性の日常を描く『おらおらでひとりいぐも』がいよいよ劇場公開!

2020年11月5日

(C)2020 「」製作委員会

 

昭和、平成、令和を生きるひとりの女性の姿を描き、日本の時代の移り変わりや人間の生き方を映し出していく『おらおらでひとりいぐも』が、11月6日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『おらおらでひとりいぐも』は、昭和・平成・令和を生きるひとりの女性を田中裕子さんと蒼井優さんが2人1役で演じた人間ドラマ。75歳の桃子さんは、突然夫に先立たれ、ひとり孤独な日々を送ることに。しかし、毎日本を読みあさり46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に対してその意味を探求するようになる。すると、彼女の“心の声=寂しさたち”が音楽に乗せて内から外へと沸き上がり、桃子さんの孤独な生活は賑やかな毎日へと変わっていく。

 

本作は、第158回芥川賞と第54回文藝賞をダブル受賞した若竹千佐子のベストセラー小説を『横道世之介』『モリのいる場所』の沖田修一監督が映画化。75歳現在の桃子さんを田中裕子さん、若き日の桃子さんを蒼井優さん、夫の周造を東出昌大さんが演じるほか、濱田岳さん、青木崇高さん、宮藤官九郎さんという個性的なキャストが桃子さんの“心の声”たちに扮する。

 

(C)2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

 

映画『おらおらでひとりいぐも』は、11月6日(金)より全国の劇場で公開。

夫に先立たれ、一人暮らしとなった主人公の桃子さん。ある日、心の声、つまり彼女の寂しさが”ある種の実体”となって表れた。彼らに対抗する心の声は若かりし頃の桃子さん。他にも、様々な心の声が存在し、桃子さんの生活に波紋を起こしていく。”寂しさ”がイマジナリーフレンドになったとも捉えられる。しかし、様々な葛藤を抱えながらも、寂しさと向き合い、新たなる生きる希望を見出していく。

 

『滝を見に行く』ではオーディションで選ばれたプロアマ混合の女性達に迷子のおばちゃんを演じさせ、『モリのいる場所』では“仙人“と呼ばれた洋画家と妻を題材に描いた沖田修一監督。今作では、かつてないほどに普通のおばあさんの生活を描いた。一人暮らしのおばあさんが何の変哲もない送って見えても、実は、日常における機微がいくつもあった。言動や表情を大きく変化させなくとも、わずかな違いを以て絶妙に喜怒哀楽を表現させている。田中裕子さんがピッタリなキャスティングだ。どんな心の声が聞こえようと身体を伴った動揺すらしていない。坦々と生きる姿を見事に演じきった。

 

人間誰しもが必ず老いていく。最期は一人きりになってしまう可能性は十分にある。それは必ず孤独だと断言できるでしょうか。一人で生きることが年々と大変になっても、やはり自由である。自由に人生を謳歌することが如何に素晴らしいか。桃子さんの今後の生活に幸あれ!鑑賞したお客さんの未来に幸あれ!沖田監督作品ならではのほっこりした気分で劇場を後にできる作品が届けられた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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