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自分たちの運命を変えた不条理な世の中に報復するため異なる道を歩んだ2人の男を描く『名も無き世界のエンドロール』がいよいよ劇場公開!

2021年1月26日

(C)行成薫/集英社 (C)映画「」製作委員会

 

表社会と裏社会でそれぞれ成り上がった親友同士のふたりが巻き起こす、日本中を巻き込んだ壮大な計画をスリリングに描き出す『名も無き世界のエンドロール』が1月29日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『名も無き世界のエンドロール』は、自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、異なる道を歩んだ2人の男の姿を描いたサスペンス。それぞれ複雑な家庭環境で育った幼なじみのキダとマコト。同じ境遇の転校生ヨッチも加わり、3人で支え合いながら平穏な毎日を過ごしてきた。しかし、20歳の時にヨッチが2人の前からいなくなってしまう。そんな2人の前に政治家令嬢でトップモデルのリサが現れ、マコトは彼女に強い興味を抱くが、まったく相手にされない。キダはあきらめるよう忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。そして2年後、裏社会に潜り込んでいたキダは、リサにふさわしい男になるため必死で金を稼いでいたマコトと再会する。マコトの執念と、その理由を知ったキダは、マコトに協力することを誓い、キダは「交渉屋」として、マコトは「会社経営者」として、それぞれの社会でのし上がっていく。そして迎えたクリスマスイブ、マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとするが、それは2人が10年の歳月をかけて企てた、ある壮大な計画だった。

 

本作は、岩田剛典さんと新田真剣佑さんが初共演し、第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫さんの小説を映画化。岩田さんが裏社会で“闇の交渉屋”として危ない橋を渡るキダ、新田さんが経営者として必死に生きるマコト、山田杏奈さんが2人の幼なじみであるヨッチ、中村アンさんが政治家令嬢でモデルのリサを演じている。監督は『累 かさね』『キサラギ』の佐藤祐市さんが務めた。

 

(C)行成薫/集英社 (C)映画「」製作委員会

 

映画『名も無き世界のエンドロール』は、1月29日(金)より全国の劇場で公開。

 

世界、という言葉を聞くとどんなイメージを抱くだろう。地球規模の”世界”なのか。自分自身の中にある”世界”だろうか。近年なら”セカイ”とイメージしてしまうか。本作は、”名も無き世界”。世の中には、人知れずとして、各々の世界がある。その世界の住人がいなくなってしまったら、もはや誰にも覚えられてない世界となってしまう。そんな世界に流れるエンドロールは一体どんなものだろう…と思いを馳せながら本作を鑑賞してみると、観終えた頃には周りの世界が違って見えるだろうか。

 

また、本作には「世界は誰かの手によって分けられている」というテーマを備えている。今後、変化していく可能性は十分にあるが、この世界の中に存在している”分断”を象徴的に描いていた。住む世界が違うなら、どれだけ血を吐くような思いをして近づくことが出来るのか。よほどの精神状態を維持しなければ近づけない。キダとマコトがそれぞれのやり方で世界を変えようとしたプロセスが象徴的に描かれている。キダとマコト、そしてヨッチが織り成す関係性には美しさと共に儚さも含まれており、最後まで心して観てほしい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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