アフリカ・マラウイで独学で風力発電を作り上げた少年を描く『風をつかまえた少年』がいよいよ劇場公開!
(C)2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC
アフリカの最貧国と言われるマラウイで、独学で風力発電を作り上げた少年と彼を支えた父の姿を描き出す『風をつかまえた少年』が8月2日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『風をつかまえた少年』は、当時、人口の2%しか電気を使うことができず、世界でもっとも貧しい国のひとつと言われるアフリカのマウアイで、少年が風車で自家発電に成功した実話を収め、世界各国で出版されたノンフィクションを映画化。2001年、アフリカの最貧国のひとつマラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で出合った1冊の本をきっかけに、独学で風力発電のできる風車を作り、畑に水を引くことを思いつく。しかし、ウィリアムの暮らす村はいまだに祈りで雨を降らそうとしているところで、ウィリアムの考えに耳を貸す者はいなかった。それでも家族を助けたいというウィリアムの思いが、徐々に周囲を動かし始める…
本作では、アカデミー賞を受賞した『それでも夜は明ける』で自身もアカデミー主演男優賞にノミネートされた俳優のキウェテル・イジョフォーがメガホンをとり、映画監督デビューを果たす。同時に、主人公を支える父親を熱演した。
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映画『風をつかまえた少年』は、8月2日(金)より、大阪・梅田のテアトル梅田、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。
貧困と教育は密接な関係にある、と改めて気付かされた…
世界でもっとも貧しい国のひとつと言われるアフリカのマウアイ。母親の理解があって学校に通うことが出来ても、ふとした瞬間に貧困状態になってしまえば、前に進めず、マイナス状態になってしまう。地上に這いあがることは容易くないと思い知らされる。だけど、何処かに希望があると願って前に進みたい。
本作では、主人公のウィリアムが独学で風力発電のできる風車を作り上げていく。完成までのあと一歩のところで、貧困による教育機会の損失が足かせになってしまう。旧来の方法に固執せず変化を受け容れていくことが如何に重要であるかと教えられた。
なお、ウィリアムを演じたマックスウェル・シンバは、撮影当時では、演技経験のなかった15歳の少年。資料によると、ケニアで最高ランクの国立高校に通っている、とある。教育と様々な環境は密接に結びついている。と改めて感じさせられた。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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