Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

両親の事故によって再会した、不仲な姉弟を描く『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』がいよいよ劇場公開!

2023年9月11日

©2022 Why Not Productions – Arte France Cinema

 

両親の事故を機に再会した、憎み合い顔も合わせずにいた姉弟を描く『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』が9月15日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』…

舞台俳優として活躍する姉アリスと、弟で詩人のルイ。アリスは演出家である夫との間に1人息子がおり、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。姉弟は長年にわたって互いを憎みあい疎遠になっていたが、両親の事故によって再会することになる。『そして僕は恋をする』『あの頃エッフェル塔の下で』等で知られるフランスの名匠アルノー・デプレシャンが監督・脚本を手がけ、『エディット・ピアフ 愛の讃歌』のマリオン・コティヤールと『わたしはロランス』のメルビル・プポーが憎みあう姉弟役を演じた。『彼女が消えた浜辺』のゴルシフテ・ファラハニ、『歓楽通り』のパトリック・ティムシットらが共演している。

 

なお、本作の公開に合わせ、ルノー・デプレシャン監督の30年に及ぶフィルモグラフィーを展観するレトロスペクティブが京都・大阪でも開催される。また、デプレシャン監督の来日が決定。9月18日(月・祝)には大阪・九条のシネ・ヌーヴォで『いつわり』の上映後、9月19日(火)には京都・出町柳の出町座で『魂を救え!』の上映後にデプレシャン監督のトークイベントを開催。また、本作に関して、9月18日(月・祝)には大阪・梅田のシネ・リーブル梅田で14:00からの回上映後、9月20日(水)には京都・烏丸の京都シネマで19:00からの回上映後にデプレシャン監督の舞台挨拶が開催される。

 

©2022 Why Not Productions – Arte France Cinema

 

映画『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』は、9月15日(金)より全国の劇場で公開。関西では、9月15日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や京都・烏丸の京都シネマ、9月22日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

ふとしたきっかけによって、”きょうだい”の関係を拗らせてしまうことはある。でも、そのきっかけは重要なことであり、大元を正さないと、関係は修復しない。本作の場合、冒頭で、登場人物の関係性を大きく説明しないままに怒りのシーンが繰り広げられ、気づけば、姉と弟が激しく憎み合い、長く顔を見ない状態が続いていく。気づけば、関係が決定的に破綻したのが、いつどこで何故だったのか、も分からなくなっていた。本作を観ている側も、結局どういうことなのか混乱させられていく。こういう関係は長引けば長引く程修復出来なくなってくる。だが、意外と修復するきっかけはお互いが冷静になって、気持ちを寄り添っていくことが大事なのかもしれない。自身が経験した兄弟喧嘩のようなものを思い返してみると、冷静になる時間が必要だったかもしれないな、と思う。国は違えど、兄弟姉妹などの家族間の憎しみには普遍的なものがあるのだな、と気づかされた。難しいテーマではあるが、映画監督としての繊細な映像表現を以て描き切っており、奇跡的とも思えるショットを十分に見せつけられる一作である。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts