Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

6300kmの旅をしながら中国の変化を見つめ、長江の源流を目指す『劇場版 再会長江』がいよいよ劇場公開!

2024年4月9日

©2024『劇場版 再会長江』/ワノユメ

 

56の民族を抱える経済大国中国を支える長江を巡り、源流となる最初の一滴を目指す旅の中で、大河と暮らす人々と再会し中国激動の10年を追う『劇場版 再会長江』が4月12日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『劇場版 再会長江』は、中国・南京在住でインフルエンサーとして活躍しながら、同国のリアルな社会や文化を捉えたドキュメンタリー作品を手がける日本人監督の竹内亮さんが、大河・長江を題材に撮りあげたドキュメンタリー。広大な中国大陸を横断するアジア最大の大河・長江。竹内監督は10年前にNHKの番組で長江を撮影した際、北極・南極に次ぐ「地球第3の極地」と呼ばれるチベット高原にある「長江源流の最初の一滴」を撮影できなかったことを後悔していた。その後、日本から中国南京市に移住した竹内監督は、2021年から2年をかけて長江6300Kmをたどる旅に出る。道中で10年前に撮影した友人たちと再会しながら、長江を通して中国の10年の変化を見つめ、今度こそ「最初の一滴」を記録するべく源流を目指す。ナレーションを小島瑠璃子さんが担当。本作は、日本では2023年5月に開催された「竹内亮ドキュメンタリーウィーク」で上映されたものに再編集を施した、新たなバージョンとなっている。

 

©2024『劇場版 再会長江』/ワノユメ

 

映画『劇場版 再会長江』は、4月12日(金)より全国の劇場で公開。関西では、4月12日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や京都・烏丸御池のアップリンク京都、4月26日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

10年前に辿った長江の旅を再び始め、最終的に源流となる最初の一滴を目指す旅を映し出す本作。中国の母なる大河である長江は、上海、南京、武漢、重慶、雲南、チベット高原まで、広大な中国大陸を横断する、全長6300Kmのアジア最大の大河だ。上海からチベットまで旅するのだから、2年も要するわけだ。旅していく中では、様々な仕事を営んでいる人々や少数民族と遭遇していく。長江はただ単に流れているわけでは勿論なく、ダムがいくつもあり、多数の橋、トンネル、渡しもあり、中国の人々の生活を支えている。開発していく中では水位も上がり、長江に沈んだエリアもあった。10年前に会った人々も移住しており、再会の時はどれだけ感慨深いものだったろうか。いくつもの感動の再会を経た後、長江の源流を目指すわけだが、簡単なものではなかった。源流はチベット高原の中にあり、過酷な旅路が待ち構えていた。されど目指す価値があることが十分に伝わってくる。果たして、監督ら一行は辿り着くことが出来たのか。ワクワクしながら最後まで見届けてほしい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts