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今年で19回目を迎えた「イタリア映画祭2019」開催!日本未公開7作品を大阪で上映!

2019年5月15日

「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年に始まったイタリア映画祭は今年で19回目を迎え、今回も大阪では5月18日(土)から5月19日(日)にかけて、ABCホールで開催される。

 

イタリア映画祭2019」の大阪会場では、2018年以降に製作された日本未公開のイタリア映画新作7本を一挙公開。バラエティに富んだラインナップで世界の映画祭を席巻した作品から、ドラマ、コメディー、ロマンス、クライムアクションと例年にも増して幅広いジャンルを取り揃えた。

 

作品ラインナップは以下の通り。

5月18日(土)12:20~ 『幸せな感じ』ヴァレリア・ゴリーノ監督

マッテオは魅力的で大胆な若手の企業家で成功を収めていた。一方で、兄のエットレは中学校の教師で慎重な性格。対照的な2人だが、兄の病気をきっかけに2人は距離を縮め、お互いを見つめ直していく。不安や喜びがないまぜになった2人の心情をスタイリッシュな映像で浮き彫りにする。

 

5月18日(土)15:40~ 『月を買った男』パオロ・ズッカ監督

自身の生まれ故郷であるサルデーニャ島をテーマに、奇抜な設定と小気味よいリズムでスラップスティックな笑いが炸裂するコメディー。サルデーニャ島の誰かが月を所有したという未確認情報が世界中の諜報機関を駆け巡った。真偽を確認するために、イタリアの諜報機関はサルデーニャ島出身のケヴィンを島に送ることを決める。だが、彼は島の言葉や慣習を完全に忘れていて、島に溶け込むために特別なレッスンを受けることになるが…

 

5月18日(土)18:10~ 『カプリ島のレボリューション』マリオ・マルトーネ監督

第1次世界大戦開戦前の1914年、カプリ島。そこは、伝統的で女性軽視の風習が残っている一方で、自由と進歩を望む人々を島の外から呼び寄せる場所でもあった。読み書きができない20歳のルチアはヤギを飼って暮らすが、生活は厳しい。島には自由に生きる画家のセイブらのコミュニティーがあり、ルチアは彼らとの出会いで新しい生き方に目覚めていく。

 

5月19日(日)11:00~ 『私の娘よ』ラウラ・ビスプリ監督

育ての母と生みの母、その間で揺れ動く少女の三角関係を通して、母性や母子の絆、母親という存在について問いかけるドラマ。10歳の少女ヴィットリアは、サルデーニャ島の小さな村で彼女を深く愛するティーナと暮らしていた。ある日、ティーナとは正反対の気質の女性アンジェリカに出会い、少しずつ自分の出生の秘密に近づいていく。

 

5月19日(日)13:40~ 『ルチアの恩寵』ジャンニ・ザナージ監督

シングルマザーのルチアは、一人娘の子育て、恋愛、測量技師の仕事のバランスを取るのに必死だった。幸運にも大規模開発に関する仕事を得るが、そこには陰謀が渦巻いていた。信念を貫こうとする女性を不思議な展開と軽妙なタッチで描いた。

 

5月19日(日)16:10~ 『私が神』アレッサンドロ・アロナディーオ監督

マッシモはローマでB&Bを営んでいたが、建物の老朽化が進んで客の入りは厳しく、のしかかる税金にあえぎ苦しんでいた。ひらめいた解決策は、B&Bを礼拝の場に変えて、宿泊者からは寄付金を受け取り、免税の優遇制度を利用すること。姉(M・ブイ)やイデオロギーの研究者(G・バッティストン)を巻き込んで、新しい宗教を打ち立てようとする。

 

5月19日(日)18:30~ 『アルマジロの予言』エマヌエーレ・スカリンジ監督

今の若者が生きる日常をアイロニーとユーモアで包むほろ苦い青春物語。ゼロは、ローマ郊外在住の27歳。イラストレーターだが定期的な収入はなく、アルバイトで生活をしのいでいた。何も変わりない日々を過ごしていたが、幼い頃に好きだったが告白できなかったカミーユの訃報を聞き、それをきっかけに自身の人生を見つめ直すことになる。

 

イタリア映画祭2019」は、5月18日(土)から5月19日(日)にかけて大阪・ABCホールで開催。前売り1回券は、一般1,300円。学生・60歳以上1,200円(日時指定、全席指定、各上映の前日23:59まで販売)。当日1回券は、一般1,600円、学生・50歳以上1,500円(日時指定・全席指定)となっている。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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