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平和な時間の大切さを感じて…!『空母いぶき』大阪・道頓堀でキャスト陣を迎えイベント開催!

2019年5月15日

20XX年、日本の領土が占領される未曾有の事態に対処する“空母いぶき“の乗組員の運命をスリリングに描きだす『空母いぶき』が5月24日(金)より公開される。5月16日(水)には、豪華キャスト陣が大阪・道頓堀に集結した。

 

映画『空母いぶき』は、「沈黙の艦隊」で知られるかわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を実写映画化。国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する者たちの姿を描く。世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣するが…
西島秀俊さんが、航空自衛隊のパイロットとしての実績を買われていぶき艦長に抜擢された秋津竜太、佐々木蔵之介さんが、海上自衛隊の生え抜きながら副長に甘んじる新波歳也を演じる。監督は『沈まぬ太陽』『ホワイトアウト』などの大作を手がけてきた若松節朗さん。脚本は『機動警察パトレイバー』の伊藤和典さんと『亡国のイージス』の長谷川康夫さん。『ローレライ』『亡国のイージス』などで知られる作家の福井晴敏さんが企画に携わっている。

 

今回、道頓堀川に空母《いぶき》をイメージしたステージ船が登場。本作主演の西島秀俊さんに続き、佐々木蔵之介さん、本田翼さん、髙嶋政宏さん、深川麻衣さんが集結。大阪への熱い思いと共に挨拶を行った。

 

ステージ船は、“空母いぶき”仕様で約14分の1サイズで作られている。西島さんは「ちゃんとスキージャンプ型にもなっていて、ビックリしました」と驚いた。すかさず、佐々木さんが「大阪はね、カニを何十倍にしたり、ふぐを何倍にもしたりするんですよ」と大阪名物の特大看板を挙げ「でも今回の船は小さくするという。大阪風に言うと、これは、たこ焼きの舟を何十倍にしたみたいな感じですかね」と例えていく。

 

一風変わった船の乗り心地について、本田さんは「前を向いても横を向いても後ろを向いても、みんなに会えるので嬉しいです」と喜んでいる。深川さんも「大阪に来た時はいつも橋の上から川を眺めているのですが、今こうやって船から皆さんの顔を見上げているのは、とても不思議な気分です」と楽しそうだ。髙嶋さんが「実は今日、コンタクトを忘れてしまいまして…正直何も見えていないんです。お客さんがどのような顔をして見て頂いているのか。きっと、べっぴんさんばかりなんでしょうね。残念です」と独自のキャラクターで話していく。

 

本作の公開を目前に控え、髙嶋さんは「この映画を観て、本当に戦争っていけないんだなって、つくづく思いました。来てほしくないけれど、来るべきそういう瞬間に備えなくてはいけないのかなと思うぐらい、今の世界を描いた映画です。」と渾身の思いを語る。これを受け、本田さんも「当たり前の日常を守ってくれている人がいる事を知れる映画です」と伝えていく。西島さんは「現役の自衛官の方々に話を聞き、皆さん本当に大変な任務に就いていらっしゃいますが、家を出る時には必ず笑顔で家を出ると仰っていました。こういった方々のおかげで、今こうやって平和に過ごせているのだと改めて感じます。日本にかつてない危機が訪れて、それにどう立ち向かっていくか、という手に汗握る映画です。とにかく楽しんで頂いて、映画館を出た後に、平和に過ごしてるかけがえのない時間の大切さを感じて頂けたらこんなに幸せな事はありません」とメッセージを送った。

 

最後に、艦長役の西島さんが、お客さんとのコール&レスポンスを提案。キャスト陣からの「空母いぶき」の掛け声に続き、約5,000人の観客とともに「観にきてや~~~!!」の絶叫と共にイベントを締めくくった。

 

映画『空母いぶき』は、5月24日(金)より全国超拡大ロードショー!

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映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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