壮大なスケールで時を駆けるSFアクションバトル大作『アイスマン 宇宙最速の戦士』が関西の劇場でもいよいよ公開!
冷凍状態から目覚めた秘密警察のホーが、過去に戻るため奮闘する姿を描く『アイスマン 宇宙最速の戦士』が、2月2日(土)より、関西の劇場でも公開される。
映画『アイスマン 宇宙最速の戦士』は、400年後の現代に冷凍状態から目覚めた明朝の戦士が時空を超えた戦いを繰り広げるドニー・イェン主演のSFアクション『アイスマン』の続編。1624年、明朝末期。秘密警察・錦衣衛の武将ホー・インは無実の罪を着せられ、義兄弟であるユン将軍たちから追われる身となり、雪崩に巻き込まれて消息不明となった。あれから400年の時を経て、冷凍状態から目覚めたホーは、同じく現代に復活した義兄弟たちとの戦いが激化させていく。時空移動の呪文をホーから聞き出し、過去へのタイムスリップを成功させたユンは北条将軍と手を組み、権力を強大化していく。自身の冤罪を晴らし、皆殺しとなった故郷の人々を守るため、ホーは過去に戻ることを決意する。
本作では、ホー役のドニー・イェンをはじめ、サイモン・ヤム、ワン・バオチャン、ユー・カン、ホアン・シェンイーら前作からのキャストに加え、倉田保昭が北条将軍役で出演している。
映画『アイスマン 宇宙最速の戦士』は、2月2日(土)より、大阪・心斎橋のシネマート心斎橋で公開。
この冬、一挙上映される「2019中華最強映画まつり」3本の香港映画のうち、本作はドニー・イェン主演というだけでファンには見逃せない。そして、本作はシリーズ2作目にあたるが、冒頭の10分でドニー・イェンがナレーションであらすじを説明しており、前作を未見でもほとんど問題ない。
私は1作目『アイスマン 超空の戦士』を観ているが、そもそも前作を観ていてもよくわからないトンデモ設定も多いので、深く考えずに気軽に観て頂きたい。
ドニー・イェンがトイレの水で口を漱ぎ「臭いな」と言ったり、「仲間のうちで誰が一番、立ち小便を遠くまで飛ばせるか」と、スクリーン中を物凄い勢いの水流が駆け抜ける…など独特のギャグセンスだった1作目に比べ、今作は時空を超えて愛する人たちを守る硬派なストーリー!
そもそも原題はズバリ『冰封俠:時空行者/Iceman: The Time Traveller』今度のアイスマンは、タイムスリップものだ!と言わんばかりに、『ターミネーター』や『バック・トゥー・ザ・フューチャー』を彷彿とさせるシーンも満載のライトなアクションエンタメである。
ヒロインが増え三角関係に発展し、ロマンチックさも大幅にアップ。唐突に終わる哲学的なエンディングまで、エキセントリックな面白さ満載のエンタメ香港ムービーだ。
fromNZ2.0@エヌゼット
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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