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何も考えず笑って観て、涙ポロっと感動してしまう…『レオン』知英さんと塚本連平監督を迎え舞台挨拶開催!

2018年2月25日

清智英と大倉かおりによる漫画を映画化した『レオン』が2月24日(土)から公開中。公開2日目、2月25日(日)に梅田ブルク7で主演の知英さんと塚本連平監督を迎え、舞台挨拶が開催された。

 

映画『レオン』は、地味なOLとセクハラおやじの体が入れ替わってしまい騒動を繰り広げるコメディ映画。彼氏にフラれ、会社もクビになった美人だが地味な派遣OL・小鳥遊玲音(たかなしれお)と、女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(あさひなれおん)。2人は同じ交通事故に巻き込まれてしまい、なんとか一命はとりとめたが、目が覚めると体が入れ替わっていた。玲音の体となった朝比奈は徐々に女としての自分を楽しむようになり、抜群のルックスを活かしてキャバクラ嬢に転身。店で偶然再会した甥の政男と玲音の元彼・日下の口から、あの事故は朝比奈を始末し、会社を乗っ取ろうとする彼らの策略であったことを聞いてしまう…

 

公開2日目、上映後に知英さんと塚本連平監督が登壇。公開初日から舞台挨拶が続き、塚本監督は「舞台挨拶もココが最後となりました。最後の場所が日本で一番笑いに厳しいとされている大阪。緊張していますが、楽しんで頂けましたでしょうか」と心配していたが、お客さんからの拍手を受け、ホッとしている。知英さんから「沢山笑えました?」と伺うと、さらに拍手や声援も受け「一番熱いですよね、皆さん」と喜び「映画に出演し全国を回ると、各地で様々な方達の個性が違う。上映後の皆さんの顔がキラキラしていて、嬉しい気持ちです。もしかしたら、この映画を観て元気を貰えたのかな」と上機嫌だ。

 

この2人での舞台挨拶は初めてであり、塚本監督は「いつもは竹中直人さんがいらっしゃるので、僕は笑って見ているだけでよかった。2人きりだと喋る必要がある。あんな風に面白くは到底無理ですけど頑張っております」と奮闘中。これを受け、知英さんからも「私も面白くないので」とフォローする。

 

知英さんを主演に迎えて、塚本監督は「すごく楽しかったですね。皆振り切って思い切ってやって頂いたが、特に知英さんは凄く思い切りが良かった。途中で巨大化して怪獣みたいになり凄い表情していたと思うんですが、『女優生命がコレでダメになっちゃう』と言いながらケラケラとしながらやっていた」と振り返った。知英さんは撮影当時を思い出し「実は1回撮ってみて、やり過ぎじゃないか、と少し抑えで撮り直し、良くなった」と安堵する。塚本監督にとって、知英さんは「全てのカットに気持ちを込めて思い切りやる方だと分かり、凄く嬉しかったですね」と印象に残った。同時に「楽しい方で、ずっとはしゃいでいる」イメージがある。知英さんも「うるさいですよね、私。先程も移動中はずっと一緒だったが、監督がいることを忘れて、ついついスタッフさんとうるさくして…」と心配するが、塚本監督は「大丈夫ですよ」とニッコリ。知英さんは「ムードメーカーといえば竹中さんですね」と繰り出すと、塚本監督も「竹中さんはマイペースな方ですが、様々な方に気を遣って下さる」と感じており、知英さんも「現場で小学生の男の子達みたいに2人で遊んでいた気がします。そこに大政さんも入って3人で女子会みたいな感じになります」と思い出した。

 

本作に出演し、知英さんは「現実に入れ替わりは起きないので、本当の気持ちはわからない。演じてみて私は男なのかなって感じる瞬間があった」と振り返る。とはいえ「入れ替わった相手は年上の男性。今まであまり喋ったことがない言葉、『男なんてちょちょいのちょいよ』や『 Oh!モーレツ』という言い方を知り何度もやりました」と苦労した。歩き方にも気をつけ「女性と動きが違うので、ヒールに慣れていない走り方や足を開いて座る時の姿勢を考えました。キャバクラでのシーンでは綺麗なドレスを着ているが、おしぼりを顔に当てる等細かいところは男性っぽく」と表現する。塚本監督にとっては「アイデアを沢山考え取り込んでくれた」と助かった。演出に関して「竹中さんと入れ替わるため、当初は、どうやってキャラクターをつなげていこうかと困った。途中から、気にせずに各々が思う朝比奈や小鳥遊を演じた方が良いんじゃないか」と解釈し臨機応変に対応。各キャラクターのテンションを活かし、型にはまらない演技になった。

 

知英さんは、今作で初めて共演した方が多かったが「大政さんは本当に優しいお姉ちゃん。今もずっと仲良くしてもらっています。山崎さんとは、その後もドラマでも共演し、動きが面白く、嫌いになれない悪役。撮影の現場でもクスクス笑っていました」と和やかだった現場に満足している。本作について「何も考えずに観られる。でも、笑いながら観ていたのに、涙ポロっと感動してしまう。実際に入れ替わることは無いので、細かいところも楽しんで観れる」とお気に入りだ。

 

最後に、塚本監督から「もし映画を観て楽しんで頂けたら、違う方にも面白かったよと言って頂けたらありがたいです」と作品への応援をお願いする。知英さんは「昨日から公開されました。もっともっとこの映画が広がっていければ。この映画をまた観たいなと思ったらまた観てもいい。何回も観て、わろてんかぁ」と関西弁で和やかな雰囲気の中、舞台挨拶は締め括られた。

 

映画『レオン』は、2月24日(土)より梅田ブルク7ほか京阪神の劇場で公開中。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する
映画好き。映画ライター講座を受講し
関西の映画情報サイトを中心に執筆

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