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仕事、子育て、介護に追われ、長年自分の時間を取れなかった女性を描く『それでも私は生きていく』がいよいよ劇場公開!

2023年5月1日

幼い娘を抱えるシングルマザーの、病を患い弱っていく父への悲しみと、旧友との間に芽生えた恋を描く『それでも私は生きていく』が5月5日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『それでも私は生きていく』は、父の病への悲しみと新たな恋への喜びという相反する感情に直面したシングルマザーの心の機微を描いたヒューマンドラマ。シングルマザーのサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで暮らしている。サンドラの父ゲオルグは以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズと共に父のもとを頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、旧友クレマンと再会し恋に落ちる。

https://www.youtube.com/watch?v=YvtAIZOSsFM

 

本作では、『未来よ こんにちは』のミア・ハンセン=ラブ監督が、自身の経験を基に描いた。『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥが主演を務め、『王妃マルゴ』のパスカル・グレゴリーが父ゲオルグ、『わたしはロランス』のメルビル・プポーが恋人クレマンを演じている。

 

映画『それでも私は生きていく』は、5月5日(金)より全国の劇場で公開。関西では、5月5日(金)より大阪・梅田のシネ・リーブル梅田や京都・烏丸の京都シネマ、5月19日(金)より神戸・三宮のシネ・リーブル神戸で公開。

1人の女性として、通訳者として働き、シングルマザーとして8歳の娘を育て、神経変性疾患の病を患う父親の介護もしている主人公のサンドラ。日々の生活に追われ、余裕がない人生を送り続けるかもしれなかった。だが、彼女の前に現れたのは、旧友のクレマン。夫を亡くして以来、久方ぶりな大人の恋愛になるかと思いきや、彼には、妻も子供もいて…人生上手くかないことの方が多いかもしれないけれど、ささやかな出来事に喜びを感じたい意思が伝わってくる。されど、父親の姿は日々衰えていき、施設に入ってもらうしかなく、従順に相対することも出来なくなってしまう。一つの出来事によって、他の面にも影響が及び、生活のバランスがことごとく崩れていく。『それでも私は生きていく』という邦題がピッタリな作品ではある。なお、本作は35mmフィルムで撮影されており、淡い色合いに彩られ、フランスの美しさと現代社会の背景を見事に映し出しながら、魅力あふれる女性が歩む人生の機微をレア・セドゥが見事に演じきっていた。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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