2017年度ベストは『彼女がその名を知らない鳥たち』&『ラ・ラ・ランド』!おおさかシネマフェスティバル2018!豪華ゲストを迎え開催!
大阪の映画ファンのための映画祭「おおさかシネマフェスティバル2018」が、3月4日(日)に大阪・堂島のホテル エルセラーン大阪で開催。豪華ゲストの登壇による表彰式や受賞作品の記念上映を予定している。
「おおさかシネマフェスティバル」は、1976年に大阪・中之島の関電ホールで「第1回映画ファンのための映画まつり」としてスタート。 関西在住の映画ファンが選ぶ前年度の邦・洋画ベストテンと個人賞を表彰するイベントで、受賞者の映画人と映画ファンが、 大阪でスキンシップを図る映画祭として多くのファンに愛され、親しまれてきた。 第25回(2000年)で「映画まつり」の灯は一度消えたが、2006年に「おおさかシネマフェスティバル」として復活し毎年開催している。
選考対象となる映画は、大阪で2017年1月から12月20日までに公開された作品。年間200本以上の映画を鑑賞した関西の映画ファンによる投票を基に、選考会を開き「ベストテン」と「個人賞」を決定。2017年度の作品賞ベストテンと個人賞は以下の通り。
日本映画 作品賞ベストテン
1位『彼女がその名を知らない鳥たち』
2位『あゝ、荒野』
3位『三度目の殺人』
4位『火花』
5位『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』
5位『愚行録』
7位『エルネスト もう一人のゲバラ』
8位『彼女の人生は間違いじゃない』
9位『3月のライオン』
10 位『散歩する侵略者』
主演男優賞 菅田将暉(『あゝ、荒野』『帝一の國』『火花』)
桐谷健太(『火花』『ビジランテ』)
主演女優賞 蒼井優(『彼女がその名を知らない鳥たち』)
助演男優賞 ユースケ・サンタマリア(『あゝ、荒野』)
助演女優賞 田中麗奈(『幼な子われらに生まれ』)
新人男優賞 北村匠海(『君の膵臓をたべたい』)
新人女優賞 石橋静河(『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
監督賞 白石和彌(『彼女がその名を知らない鳥たち』)
脚本賞 石井裕也(『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
撮影賞 大塚亮(『幼な子われらに生まれ』)
音楽賞 渡辺シュンスケ(『ハローグッバイ』)
新人監督賞 菊地健雄(『ハローグッバイ』)
ワイルドバンチ賞『月夜釜合戦』
外国映画 作品賞ベストテン
1位『ラ・ラ・ランド』
2位『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
3位『ドリーム』
4位『パターソン』
5位『ダンケルク』
6位『ベイビー・ドライバー』
7位『メッセージ』
8位『わたしは、ダニエル・ブレイク』
9位『ブレードランナー 2049』
10位『セールスマン』
監督賞 ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『メッセージ』)
主演男優賞 ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
主演女優賞 エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)
助演男優賞 アーロン・テイラー=ジョンソン(『ノクターナル・アニマルズ』)
助演女優賞 オクタヴィア・スペンサー(『ドリーム』)
フェスティバル当日は、日本映画作品賞・主演女優賞・監督賞を受賞した『彼女がその名を知らない鳥たち』と音楽賞・新人監督賞を受賞した『ハローグッバイ』の受賞記念上映が行われる。また、日本映画の個人賞を受賞した各俳優・女優・監督らが出席する(白石和彌、桐谷健太、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、石橋静河、北村匠海をはじめ豪華ゲストが多数来場予定)ベストテン発表&表彰式が行われる。
「おおさかシネマフェスティバル2018」は、3月4日(日)に大阪・堂島のホテル エルセラーン大阪5Fエルセラーンホールで開場9時30分開演10時にて開催。2月3日(土)より、チケットぴあにて一般観覧席(指定席)チケットが3,800円にて発売(当日指定券は4,000円)。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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