拳と拳、魂と魂が交戦し、肉体が最終兵器と化す究極のバトル・エンターテイメント!『無敵のドラゴン』がシネマート心斎橋でもいよいよ公開!
(C)2019 Pegasus Motion Pictures (Hong Kong) Ltd. All Rights Reserved
体にドラゴンのタトゥーを入れた香港警察捜査官と、連続殺人犯との激闘を描く『無敵のドラゴン』が3月20日(金)より大阪・心斎橋のシネマート心斎橋でも公開される。
映画『無敵のドラゴン』は、女性警官ばかりを狙った連続殺人事件を追う捜査官を主人公としたサスペンスアクション。香港警察捜査官ガウ・ロンは女性警官を狙った連続殺人事件の捜査にあたっていたが、犯人に婚約者を拉致されてしまう。失意のどん底に突き落とされたガウは、捜査の第一線から身を引くが、マカオで同じ手口の連続殺人が発生したことから、止まっていた時間が再び動き出す。かつての部下たちを招集したガウは犯人に宣戦布告し、事件の背後に隠された巨大な陰謀に立ち向かう。
本作は、『パシフィック・リム アップライジング』『イップ・マン 継承』『イップ・マン外伝 マスターZ』のマックス・チャンが主人公ガウを演じ、宿敵シンクレア役を元UFC世界ミドル級チャンピンの総合格闘家アンデウソン・シウバが演じる。『メイド・イン・ホンコン』のフルーツ・チャンが監督を務めた。
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映画『無敵のドラゴン』は、3月20日(金)より大阪・心斎橋のシネマート心斎橋で公開。
ひたすら予想外でノンストップな展開に、驚きと笑いでずっと口を開けて観ていた。おもしろい!
マックス・チャンは、クールな悪役や仏頂面のヒーローのイメージが強い俳優である。一流のマーシャルアーツで黙々と闘う、ストイックなファイターの姿がトレードマークだ。しかし、本作では、感情むき出しで大暴れする。「かかってこい!ぶっ殺してやる!」と、悪役を上回る激情をほとばしらせ、宿敵と対峙して満面の笑みをたたえながら突撃していく。
あくまでも、香港・マカオを舞台としたノワール・サスペンス作品であるが、「マックス・チャン、何やってるの?」と我が目を疑うような演出に圧倒されて「これは…コメディ映画?」と戸惑ってしまうエキセントリックな作品だ。これは掘り出し物、というほかなく、マックス・チャンのファンである人にこそ、どうか本作は見逃さないで頂きたい!
fromNZ2.0@エヌゼット
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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