16分間の短編映画『狼煙が呼ぶ』が話題沸騰!50歳を迎えた豊田利晃監督の自伝『半分、生きた』発売!
豊田利晃監督がメガホンをとり、拳銃不法所持の逮捕に対する監督の返答として制作された16分間の短編映画『狼煙が呼ぶ』が、9月20日(金)から1週間限定で関西の劇場含め全国一斉上映される。また、今年50歳を迎えた豊田監督の幼少期から今まで作られた映画の衝撃的な裏側が赤裸々に書かれた初の自伝的エッセイ『半分、生きた』が9月16日(月・祝)に発売される。
豊田利晃監督は、1998年に映画『ポルノスター』で監督デビュー以来、『青い春』『空中庭園』『ナイン・ソウルズ』『モンスターズクラブ』『I’M FLASH !』、そして、昨年は『泣き虫しょったんの奇跡』が公開され、数多くの映画を生み出してきた。映画界だけでなく、多くの俳優にも影響を与えている。今春、父親の形見として手元にあった拳銃が、銃刀法違反容疑をかけられた事件が発生。だが、事件に際し、無罪・釈放について殆どのマスコミが公表していない。豊田監督はメディアへの返答として、準備期間1月半、撮影3日間で、短編映画『狼煙が呼ぶ』を製作した。
本書は、2019年に50歳を迎え、これまでの半生を振り返っている。映画作品の制作だけでなく、手掛けた時間の中での出会いや別れ、深く関わってきた人々との物語が赤裸々に真っ直ぐな言葉で綴られた。まさに、未来に向けた声明文というべき内容となっている。また、ゆかりのある俳優やミュージシャンが、各章に作品にまつわる絵を寄せた豪華な内容に加え、美術家の奈良美智さんが描き下ろしたカバーで、力強く、無二の佇まいの一冊となった。
エッセイ『半分、生きた』はHeHeより、9月16日(月・祝)に発売。映画『狼煙が呼ぶ』は、9月20日(金)より、関西では、大阪・九条のシネ・ヌーヴォ(9月20日(金)のみ)、心斎橋のシネマート心斎橋(9月20日(金)~23日(月・祝))、京都・出町柳の出町座(9月20日(金)~23日(月・祝))、九条の京都みなみ会館、神戸・元町の元町映画館で上映予定。
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- キネ坊主
- 映画ライター
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