Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

神様は本当にいるの?少年が信仰について思いを巡らす様を描く『僕はイエス様が嫌い』がいよいよ関西の劇場でも公開!

2019年7月2日

(C)2019 閉会宣言

 

東京から地方の学校に転校した少年が、信仰について思いを巡らす様を描く『僕はイエス様が嫌い』が7月5日(金)より関西の劇場でも公開される。

 

映画『僕はイエス様が嫌い』は、祖母と一緒に暮らすため、東京から雪深い地方の小学校へと転校することになったユラを主人公とする作品。ユラは、同級生たちとおこなう礼拝に戸惑いを感じていた。礼拝の習慣や友だちとも慣れていったある日、お祈りをするユラの目の前にとても小さなイエス様が現れる。ユラは願いを必ずかなえてくれるイエス様が持つ不思議な力を次第に信じるようになっていく…

 

本作は、大竹しのぶさん主演の短編「Tokyo 2001/10/21 22:32-22:41」がショートショートフィルムフェスティバルのコンペティション部門に出品されるなど、注目を集める弱冠22歳の若手監督である奥山大史さんが、脚本、撮影、編集も担当して手がけた、初の長編作品。『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』に出演する佐藤結良さんが主演を熱演するほか、芸人チャド・マレーンのユーモラスな演技にも注目。

(C)2019 閉会宣言

 

映画『僕はイエス様が嫌い』は、7月5日(金)より、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマ、7月12日(金)より、神戸・三宮のシネ・リーブル神戸、8月17日(土)より、京都・烏丸の京都シネマで公開。

毎年、数本は子どもを主人公にした素朴で美しい映画が公開される。本作は、今年を代表する美しい子ども映画になり得ると断言しても構わない。

 

子どもが初めて神や宗教に出会った時に抱く空想や違和感を忠実に描いている。神様は本当にいるのかな?いたらこんなことをしてくれたらいいのにな!と誰しもが幼い頃に一度は思い描いたことはあるのではなかろうか。同時に、神様がいたとしても、どうにでもならない状況に遭遇してしまう。子どもが少しずつ成長していく中で経験する様々な出来事を丁寧に描いた本作は印象深く残る。

 

学生時代に是枝裕和監督に教わる経験をしながら、現在は広告会社の会社員もしながら映画を撮り続けていく奥山大史監督。今後もこれまでの経験を活かしてさらなる美しい作品を作ることを楽しみにしたい。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts