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郊外の家にすみ着く謎の存在に追いつめられていくイコロジカルホラー『THE BELDHAM/ベルダム』がいよいよ劇場公開!

2026年8月4日

©2023 Which Witch Films LLC, All Rights Reserved

 

家の改修を手伝うために母が住む家を訪ねた、産後間もない女性が、不気味な存在に追いつめられていく様を描く『THE BELDHAM/ベルダム』が8月7日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『THE BELDHAM/ベルダム』は、幼い娘を連れて母親の家に滞在する女性が、そこに潜む不気味な存在に翻弄され狂気に陥っていく姿を描いたサイコロジカルホラー。母娘の関係性と愛情の機微から生じる恐怖を繊細に描き出す。娘を出産したばかりのハーパーは、母親が売りに出そうとしている郊外の一軒家を訪れる。そこには母親のパートナーや、ホームヘルパーだという女性も暮らしていた。ハーパーも家の改修を手伝うためしばらく滞在することになるが、家の中で不気味な存在を感じ、娘に危険がおよぶことを恐れて平常心を保てなくなっていく。その様子を見かねた母親たちはハーパーから娘を強制的に引き離すが、不気味な存在は変わらずハーパーを悩ませ続け、精神的な不安定さは日ごとに増していく。娘を取り戻したい一心でその存在の正体を探る彼女は、やがて思わぬ真実にたどり着く。

 

本作では、脚本家としても活躍する俳優アンジェラ・ガルナーが長編初メガホンをとり、自身の家族との体験をもとに描く。Netflixドラマ「アッシャー家の崩壊」のケイティ・パーカーが主人公ハーパーを演じ、テレビドラマ「HEY!レイモンド」のパトリシア・ヒートン、『パーフェクト・トラップ』のエマ・フィッツパトリック、『メジャーリーグ』シリーズのコービン・バーンセンが共演している。

 

©2023 Which Witch Films LLC, All Rights Reserved

 

映画『THE BELDHAM/ベルダム』は、8月7日(金)より全国の劇場で公開。関西では、8月8日(土)より神戸・新開地のCinema KOBE、8月28日(金)より大阪・梅田のテアトル梅田や京都・烏丸御池のアップリンク京都で公開。

作品のポスターに記載がある通り、”すべてが覆った時、もう観る前の世界には戻れない”作品である。本作を事前に拝見させていただいた現時点において、文字通りの世界におり、本作についてコメントするのは容易ではない立場にいる。まさかの、そんな覆り方だったの!?と意表を突かれた次第だ。beldhamという言葉は、15世紀頃の中期英語に由来ししており、フランス語で”美しい、良い”を意味する bel と、”母親、女性”を意味する dam(dame)が組み合わさった言葉であることから、”醜い老女”、”魔女”、”老婆(あるいはかつての祖母)”を意味する…といった解説が冒頭で行われる。そんなことを頭の片隅に置き、作品を観始めていくが、謎の鳥や、その羽根が不意を突くように現れるので、それが何を意味するのか、考察せざるを得ない。そして、天井から謎のモノすら現れていくので、解釈の極致にまで至ってしまう。一体、この家には何を潜んでいるのか…本当に分からなくなってしまった状態になってしまった末に、すべてが覆ってしまうわけだ。このシナリオに感服せざるを得ない。今作では、監督自身の家族との体験を基に、母娘の関係性と愛情の機微から生まれる恐怖を繊細に描き出したようだが、一体、どのような体験をしたのだろうか。だが、本作へと昇華したが故に、良好な家族関係を今も築いていることを願ってやまない。兎にも角にも、まずは本作を劇場で鑑賞し、その真相を見届けてほしい限りだ。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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