行方不明の姉を捜すためローマへとやって来た女性の戦いを描くカンフーアクション『シャオ・メイ/ローマ大決戦』がいよいよ劇場公開!
©2025 WILDSIDE S.R.L. – GOON FILMS S.R.L. – PIPER FILM S.R.L.
ローマを舞台に、姉を探しに来た女性が、食堂の店主の手を借りて犯罪組織に立ち向かう『シャオ・メイ/ローマ大決戦』が5月29日(金)より全国の劇場で公開される。
映画『シャオ・メイ/ローマ大決戦』は、ローマの暗黒街で犯罪組織に立ち向かう中国人女性の復讐劇を描いたイタリア製カンフーアクション。行方不明になった姉を捜すためローマを訪れた若き中国人女性シャオ・メイは、売春や人身売買が横行する危険地帯となっている移民地区に足を踏み入れる。そこで食堂を営むマルチェッロと出会ったメイは彼の助けを借り、高級中華料理店「紫禁城」を根城にする凶悪な人身売買組織に戦いを挑むが…
本作は、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』で注目されたイタリアの鬼才ガブリエーレ・マイネッティ監督が手掛け、ディズニー実写版『ムーラン』での主演俳優のスタントダブルをはじめ、『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』『プロジェクトV』など数々のアクション作品でスタントを務めてきたリウ・ヤーシーが映画初主演を果たし、驚異的な身体能力で主人公シャオ・メイを演じた。共演に『おとなの事情』『神様の思し召し』のマルコ・ジャリーニ、『デッドプール&ウルヴァリン』等のヤン・リャンがスタント監修を手がけた。2025年シッチェス国際映画祭オルビタ賞の長編作品賞、イタリア・ゴールデングローブ賞の監督賞を受賞している。

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映画『シャオ・メイ/ローマ大決戦』は、5月29日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田の大阪ステーションシティシネマや難波のなんばパークスシネマ、京都・三条のMOVIX京都、神戸・三宮のkino cinema 神戸国際等で公開。
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』によって、日本でも知られるようになったガブリエーレ・マイネッティ監督。所謂アクションヒーローをストレートに描いておらず、どこか庶民的な雰囲気を醸し出しており、翻ってシュールなユーモアにあふれていて、愛されキャラ的な主人公を応援したくなってしまう。続く『フリークスアウト』も異能力バトルアクションでありながら、応援したくなってしまう個性的なキャラクター達に溢れており、意外性に富んだ作品であった。そして、長編第三作目である本作は、イタリアを舞台にしたカンフーアクション、という意外性がありながらも、やはり監督独特の作家性に満ち溢れている。行方不明になった姉を捜すため危険地帯に足を踏み入れる、というあらすじだけでも、カンフー映画らしい。中華料理屋のキッチンで盛大なバトルが繰り広げられ、『Mr.Boo!ミスター・ブー』へのオマージュを感じさせる。そんなアクションシーンが続くかと思いきや、食堂を営む男性と出会い、ベスパに乗ってデートするシーンも映し出され、『ローマの休日』へのオマージュでもあった。カンフー映画とイタリア映画のおいしいところをピックアップさせており、まさに、イタリアン・カンフー・アクションであることに納得できる。だからといって、ギャグ映画にはなっていない。姉の行方を辿っていく中で、意外なストーリーテリングに仕上がっており、ノワール作品のようにも展開していくのだから、驚くばかり。最終的には哀愁を感じさせてくれるのだから、イタリア映画だからこそ出来上がったのではないか、と思わせてくれる。ジャンル映画、と一括りにしてはいけない驚愕の一作であった。
- キネ坊主
- 映画ライター
- 映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
- 現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
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