Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

Now Loading...

関西の映画シーンを伝えるサイト
キネ坊主

  • facebook

「シンデレラ」に登場する義姉妹の1人を主人公としたゴシック・ボディホラー『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』がいよいよ劇場公開!

2026年1月13日

©Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Vast / Mediefondet Zefyr / EC1 lodz 2025

 

童話「シンデレラ」を再解釈し、王子との結婚に憧れて手段を選ばず美しさを追い求める女性たちを描く『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』が1月16日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』は、誰もが知る童話「シンデレラ」をモチーフに、ノルウェーの新鋭監督が描くゴシック・ボディホラー。「シンデレラ」では主人公をいじめる意地悪な義姉妹のひとりを主人公に据え、王子の妃に選ばれるため想像を絶する痛みと恐怖を伴う身体改造を施す姿を通して、暴走する美への執着と狂気を描く。スウェランディア王国のユリアン王子は、すべての淑女の憧れの的。母レベッカの再婚でこの国にやってきたエルヴィラもまた、王子の花嫁になることを夢見ていた。新しい家族となった義妹アグネスは美しい女性だが、一方のエルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳という控えめな容姿だった。そんな中、アグネスの父が急逝したことで事態は一変。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを王子の花嫁にするため、手段を選ばず彼女に美を施していく。やがて、王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれるが…
主人公エルヴィラを演じるのは、ノルウェーのモデルで俳優のリア・マイレン。監督は、本作で長編デビューを果たしたエミリア・ブリックフェルト。

 

©Mer Film / Lava Films / Zentropa Sweden / MOTOR / Film i Vast / Mediefondet Zefyr / EC1 lodz 2025

 

映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』は、1月16日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のテアトル梅田や難波のなんばパークスシネマ八尾のMOVIX八尾、京都・三条のMOVIX京都や桂川のイオンシネマ京都桂川、兵庫・神戸のシネ・リーブル神戸や尼崎のMOVIXあまがさき、奈良・橿原のユナイテッド・シネマ橿原で公開。

近年、童話や児童文学のホラー映画化企画が目立ってきており、日本の劇場でも公開されるようになった。「シンデレラ」については、2024年に公開された『シン・デレラ』がある。意地悪な継母や姉たちにいじめられる主人公シンデレラが、魔法の力を借りてお城で開かれる舞踏会に出かけ、王子と恋に落ちる…という定番ストーリーを踏まえてはいるが、後半は血みどろのバイオレンスに発展していく。この後に製作されたのが本作である。今作の場合、主人公は、シンデレラではなく、彼女を虐めていた姉である。たしかに、姉においても、王子の妃に選ばれるために、なんらかの努力をしていたはず。だが、本作で描かれているのは、想像を絶する痛みと恐怖を伴う身体改造を施していく姿だ。そもそも、麻酔は1772年に発見され、1800年代初頭に臨床使用が行われたことを考慮すると、「シンデレラ」の時代には存在していなかった。つまり、麻酔を施さずに整形手術が行われたことを想像すれば、ボディホラーという言葉が相応しいレベルの身体改造が行われた、というわけだ。さらには、寄生虫を用いたダイエットも行われるので、”副作用”についてはゾッとするしかない。そんな姉が王子の妃に選ばれるだろうか。あらゆる意味で覚悟を以て本作に臨んでほしい、と書いておく。なお、本作の原題は「Den stygge stesøsteren」というノルウェー語であり、日本語では”みにくい義理の姉”という意味だ。これを『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』というサブタイトルをつけた邦題にするのは秀逸であり、ルッキズムについて考えるようになった現代社会において警鐘を鳴らす作品であると考えられるだろうか。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

Popular Posts