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誰も知らない“燃える闘魂”を追う『アントニオ猪木をさがして』がいよいよ劇場公開!

2023年10月3日

©2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会

 

プロレスラーであると同時に、実業家や政治家としても活躍したアントニオ猪木のエピソードを貴重なアーカイブ映像や、再現映像とともに紐解く『アントニオ猪木をさがして』が10月6日(金)より全国の劇場で公開される。

 

映画『アントニオ猪木をさがして』は、プロレスラー、実業家、政治家として伝説的なエピソードを持ち、2022年10月に79歳でこの世を去ったアントニオ猪木のドキュメンタリー。「馬鹿になれ!」「元気ですか!?」など、誰もが一度は耳にしたことのある数々の「言葉」を残してきた猪木。その「言葉」を切り口に、アントニオ猪木という人物の真の姿に迫っていく。

 

本作は、猪木に影響を受け、猪木を追い続けるさまざまなジャンルの人物の、それぞれの視点から見た猪木像を語るドキュメンタリーパートのほか、1980年代に猪木ファンとなった少年が、猪木の「言葉」から力をもらいながら過ごした1990年代の青春、2000年代の中年期の人生を描く短編ドラマパート、そして猪木本人の貴重なアーカイブ映像とスチール写真という3つの要素で構成。それぞれの内容から、プロレスラー・アントニオ猪木、そして人間・猪木寬至を立体的にひも解いていく。ドキュメンタリーパートにはお笑い芸人の有田哲平、プロレスラーのオカダ・カズチカ、俳優の安田顕ら多彩な顔ぶれが出演。短編ドラマパートではプロレスラーの田口隆祐と後藤洋央紀が出演する。ナレーションと主題歌を福山雅治が担当した。

 

©2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会

 

映画『アントニオ猪木をさがして』は、10月6日(金)より全国の劇場で公開。関西では、大阪・梅田のTOHOシネマズ梅田や難波のTOHOシネマズなんば、京都・二条のTOHOシネマズ二条や三条のMOVIX京都や七条のT・ジョイ京都、神戸のOSシネマズ神戸ハーバーランド等で公開。

名言の数々によって、プロレスを知らない人にとってもアントニオ猪木のことを知っているつもり、になっていたかもしれない。本作を通して、改めてアントニオ猪木を知る絶好の機会だ。少年時代、家族でブラジルへ渡り過酷な労働を強いられながらも、軟弱だった体を鍛えることに繋がり、あの力道山の目に留まることになっていくのだから、人生はどうなるか分からないものだ。日本プロレスに入団、アメリカ武者修行、日本プロレスとの確執、新日本プロレス設立と順調に成長していくのではなく、様々な人生の波を受けながら、己の道を貫いていく。まさに「迷わず行けよ 行けば分かるさ」の名言の如く、人生を駆け抜けていった。その姿について、錚々たるレスターらがコメントしていく。直接アントニオ猪木と長く接した人間でなくとも、教わるものは存分にあり、どれだけの人々に影響を与えてきたか十分に理解できる。今は無きアントニオ猪木と話すことは出来なくとも、多種多様な視点を以て彼に触れることが出来る作品として出来上がった。

キネ坊主
映画ライター
映画館で年間500本以上の作品を鑑賞する映画ライター。
現在はオウンドメディア「キネ坊主」を中心に執筆。
最新のイベントレポート、インタビュー、コラム、ニュースなど、映画に関する多彩なコンテンツをお伝えします!

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